ペットが亡くなったらやるべき5つのこと【順序別】

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ペットが亡くなったらやるべき5つのこと

愛犬が亡くなった人

「愛犬が死んじゃった、どうしよう……」

「今のうちに愛犬が亡くなったときのことを考えておきたい」

「亡くなったらまず何をすればいいの?」

こういった疑問を解消するね

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【順序別】ペットが亡くなったらやるべき5つのこと

この記事を書いた人

筆者の赤おにです。
犬(主にフレンチブルドッグ)の役立つ情報を発信しています。

  • フレンチブルドッグの秘密の世界』 運営者
  • ペット栄養管理士
  • 愛玩動物飼養管理士2級
  • 犬の飼育経験10年
  • フレンチブルドックを飼育中
目次

【順序別】ペットが亡くなったらやるべき5つのこと

愛するペットが亡くなったときにやるべきことを5つ順序立てて紹介します。

ペットが亡くなったときは、深い悲しみで心の整理がつかないと思います。

しかし、亡くなったペットをそのままにしておくわけにはいかないので、飼主として最後までペットのために行動することがせめてもの弔いになるはずです。

今回は、ペットが亡くなったときにやるべき5つのことを順を追って説明します。

Step1 体をきれいにしてあげる

体をきれいにしてあげましょう。

ペットが亡くなってから2~3時間経過すると死後硬直が始まります。

体が硬くなり始めると体をきれいにお手入れすることが難しくなるので、なるべく早く行いましょう。

具体的には、ぬるま湯で濡らしたタオルでやさしく体を拭いてあげましょう。

口、鼻、肛門から体液や血が出ている可能性があるので、しっかりチェックしてあげてください。

あとはいつも使っていたブラシでブラッシングするなどして、ペットの体に触れて最後のコミュニケーションをとってあげてください。

Step2 手足を丸めて内側に入れた体勢にする

手足を丸めて内側に入れた姿勢にしておきましょう。

死後2~3時間経過すると死後硬直が始まります。

体が硬くなると体勢を変えられなくなるので、葬儀を予定されている方は桶に入らなくなる可能性があります。

なので、なるべく早く体をきれいにしてあげて体勢を整えるようにしましょう。

Step3 遺体を安置する

直射日光が当たらない風通しが良い場所に遺体を安置しましょう。

段ボールやゲージの中にペットシーツ、タオルや毛布などのやわらかいものを順に入れ、ペットの遺体を入れます。

段ボールやゲージはペットの大きさと比較して大きすぎず、小さすぎないものを選びましょう。

段ボールやゲージが大きすぎると保冷効果が弱まり、小さすぎると窮屈になり体から体液が出てきた際にお手入れがしづらくなるからです。

体液や血が出てくるのを防ぐために脱脂綿を耳や肛門などに詰めておくといいでしょう。

また遺体の状態が悪くなるのを遅らせるために段ボールやゲージ内にはタオルにくるんだ保冷剤やビニール袋に入れた氷を入れます。

頭とおなか周りを重点的に冷やすと効果的です。

Step4 葬儀・火葬の準備を行いましょう。

葬儀・火葬の準備を行いましょう。

保冷剤などで適切な温度で保管すれば、冬場は5日程度、夏場は3日程度は保管できます。

ただペットの種類や大きさによって保管できる日程が前後するので、火葬業者に確認するようにしましょう。

最近ではペットを家族のように大切に思っている方が多く、火葬で遺骨にして弔うことが一般的です。

ペット霊園や寺院で火葬するサービスがあります。

中には遺体を自宅まで取りに来てくれるサービスをしている業者もあるので、調べてみるといいかもしれませんね。

参考までに、慈恵院と東京動物霊園の火葬金額を記載しておきます。

【参考】慈恵院 火葬費

合同火葬:22,000円
個別火葬:40,000円
お見送り(立会火葬):62,000円

参照:慈恵院|東京ペット火葬

【参考】東京動物霊園

合同火葬:19,800円
個別火葬:27,500円
立会火葬:49,500円

参照:東京動物霊園

土葬という方法もありますが、注意が必要です。

私は小学生の頃に亡くしたイングリッシュポインターという中型犬を祖父が持っていた山に土葬した経験があります。

土葬した山は人の出入りがなく、自己所有だったので、特に問題はありませんでした。

しかし、自宅の庭や他人の山に土葬するのは、控えておきましょう。

土葬しても腐敗には時間がかかるので、病原菌が発生する危険性があります。

また腐敗臭による隣人トラブルやハエや蛆虫の発生などのリスクがありますので、なるべく火葬するようにしましょう。

【ペット葬儀110番】

Step5 犬の場合は死亡届を出す

犬の場合は死亡届を提出しましょう。

提出先は保健センターまたは各地域センターで、死後30日以内に提出する必要があります。

犬は狂犬病ワクチン接種が法律で義務となっており、犬が死亡した場合は保険センターに伝える必要があります。

なぜなら保険センターは犬の数を把握して狂犬病ワクチン接種を促進する役目があるからです。

その一例が毎年3月に来るハガキですよね。

地域によってはオンライン申請ができるようなので、お住いの保険センターに確認しましょう。

【確認されること】

・飼い主の名前

・飼い主の住所

・犬の名前

・犬の種類

・鑑札番号

【返却するもの】

・狂犬病予防注射済証

・鑑札

狂犬病予防注射済証

ワクチンについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

【病気を防ぐ】フレンチブルドックの身を守るワクチンの種類とは?

ペットロス症候群に注意を!

愛するペットとのお別れは心身に大きな負担になります。

ペットのとの楽しい思い出がこみあげてきて、すぐに前を向くことは難しいものです。

近年の社会問題になっているのが、ペットロス症候群です。

具体的な症状を紹介しますので、当てはまるか確認してみてください。

【ペットロス症候群の主な症状】

・ペットのことを思い出し、涙を流す

・ペットのことを考えてしまい、不眠になる

・食欲がなくなる

・暴飲暴食をしてしまう

・手足が震える

・耳鳴り

本を読むことで心の整理をすることができます。

おすすめの本を紹介しておきますので、気になる方は手に取ってみてください。

家族や友人に話を聞いてもらうことで心がやわらぎます。一人で抱え込まないで周りを頼りましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ペットを失うのは、家族を失うこと同然で悲しいことです。

しかし、いつまでもくよくよしていては、飼い主の幸せを願うペットが悲しむはずです。

亡くなってしまったペットの分まで残りの人生を楽しむことをペットも望んでいることでしょう。

ペットとの思い出を胸に前を向いて精一杯生きていきましょう。

それでは次の記事でお会いしましょう。

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