「聖母の断罪」というタイトル、どこかおごそかで神々しそうですが、中身はそんなに甘くありません。
むしろ、読んでて胃がきりきりするようなドロドロの復讐劇です。
そんな漫画が、いまX(旧ツイッター)でジワジワと話題を集めており、「あの子の“断罪”が強烈すぎる」「何これ…怖いのに止まらない」と、多くの人が沼に落ちかけています。
どうやら、式見くみる(しきみ くみる)という女子高生が、その中心人物らしいんです。
なんともおとなしそうな名前ですが、中身は…読んでからのお楽しみ。
本記事では、「聖母の断罪」がなぜ今になって急浮上しているのか、どこにそんなインパクトがあるのかを、ネタバレをできるだけ避けつつ、やさしく(でもちょっと熱く)ご紹介していきます。

聖母の断罪 式見くみるが話題に!SNSで広がった注目シーン
読者の間でじわじわと話題になっていた『聖母の断罪』が、Xをきっかけに一気にトレンド入りしました。
中でも注目を集めているのが、女子高生キャラ・式見くみるが迎える“ある場面”です。
そこにはただの因果応報では語り尽くせない、人間の業と感情の泥だまりがありました。
トレンド入りのきっかけは、あの“断罪”シーン
きっかけは、あるユーザーが投稿した一枚のスクショ。
式見くみるが、ある行動の“報い”を受けるシーンでした。
そこに映っていたのは、美しくも怖ろしい、まさに“聖母の顔をした鬼”のような女性と、顔をゆがめて絶叫する式見の姿。
そのギャップに、ネットの住人たちは一斉に「何これ!?」と反応しました。
あっという間にリポストが広がり、「式見くみるって誰?」「聖母、容赦なさすぎる」といった声が次々と投稿されました。
中には「最近の少女マンガってここまでやるの!?」「これは新手のホラー」といった驚きのコメントも。
まさに、あのシーン1枚で感情ジェットコースターに乗せられた人が続出したのです。
怖いのに目が離せない!式見くみるの“二面性”にざわつく読者たち
式見くみるは、一見すると清楚系で成績もよく、まわりからも信頼されている女子高生。
ですが、物語が進むにつれて見えてくる“もうひとつの顔”が、読者の心をざわざわと揺さぶります。
SNSでは「こんな子、クラスにいたら怖すぎる…」「表では天使、裏では…ってやつだ」といった感想が目立ちました。
彼女の行動がまったくのフィクションとは思えず、リアルな人間関係の怖さと重なる点が、さらに“断罪”シーンの重みを引き立てています。
まるで、シュークリームかと思って口に入れたら、わさびがぎっしり詰まってたようなインパクト。
「読んだら最後、もう忘れられない」──式見くみるの名前が、Xで語られるたびに、そんな感想がついてまわるようになったのです。
聖母の断罪 原作情報|作者や掲載媒体をチェック
作品がSNSで注目されると、「原作ってどこで連載してるの?」「作者はどんな人?」といった疑問が自然と湧いてきますよね。
ここでは、そんな『聖母の断罪』の原作情報を、すっきり整理してご紹介します。
読む前に知っておくと、作品への理解がぐっと深まりますよ。
原作はカズキ×作画は亀島潤斗のタッグ!若手ながら実力派
『聖母の断罪』は、原作:カズキ/作画:亀島潤斗(かめじま じゅんと)の二人によるタッグ作品です。
この組み合わせ、実はかなり濃いんです。
カズキさんはストーリー構成に定評があり、以前からコミカライズやシナリオ担当など、裏方的なポジションで地道にキャリアを積んできた人物。
一方で、亀島潤斗さんは、繊細な感情描写と独特の間を表現するのが得意な若手漫画家。
人物の目の動きや、ページをめくった瞬間の「うっ…」と感じる間の取り方が天才的にうまいと評判です。
つまり、この作品は「ストーリーが刺さる原作」と「絵で感情をえぐってくる作画」ががっちり噛み合った一本なんですね。
カズキがプロットでエグり、亀島が絵でトドメを刺す。
読者は「そんな…やめて…でも続きが気になる…」とまるで唐辛子の中毒みたいな読み心地にハマっていくのです。
連載は「となりのヤングジャンプ」とアプリ「ヤンジャン!」
『聖母の断罪』は、集英社のWeb漫画サイト「となりのヤングジャンプ」と、スマホアプリ「ヤンジャン!」で連載されています。
連載スタートは2024年7月18日からで、現在も続いています。
ちょっと意外かもしれませんが、ヤングジャンプ系っていまや「ちょっと攻めたサスペンス作品の宝庫」になってるんですよね。
『君のことなんか好きじゃない』や『スナックバス江』など、クセのある名作がズラリと並ぶ中、この『聖母の断罪』も、しっかり存在感を放っています。
単行本は現在第5巻まで刊行済み。
紙のコミックス派も、電子書籍派も、どちらでも楽しめます。
なお、アプリ「ヤンジャン!」では無料話も配信されているので、「ちょっとだけ味見したい」という人にもぴったりです。
しかも、毎日ポイントがもらえるタイプの“コツコツ系アプリ”なので、時間さえあればタダで全部読めるかも?
まるで、サウナに入って汗だくになったあと、冷水でスッキリするような読後感を体験したい方には、絶対おすすめです。

聖母の断罪 あらすじと見どころ|読者の心をえぐる内容とは
読み始めると、「これって本当に漫画…?」とつぶやいてしまう人が続出している『聖母の断罪』。
やさしそうなタイトルとはうらはらに、物語はまるでホラーのようにぞくりとした空気をまとっています。
この章では、ネタバレにならない程度にあらすじをご紹介しつつ、読者が「これはやばい」と感じたポイントをたっぷりご紹介します。
怖いもの見たさで、あなたも読みたくなるはずです。
親の愛と復讐が交錯する、静かな狂気のサスペンス
物語は、ある中学校のいじめ問題から始まります。
それも、ただの“からかい”なんてレベルではありません。
いじめの対象となった息子は命を落とし、母親は絶望の底へ沈みます。
そして、彼女はある日、こう決意するのです。
「罪を犯した子どもたちを、私が罰する」と。
そのときの母の目は、どこか神を信じる者のような、でもどこか壊れているような…そんな複雑な色をしていました。
ここから先は、まるで冷たいナイフで心をなぞられるような物語がはじまります。
登場人物たちは表では笑顔を浮かべ、裏では何かを隠している。
一人ずつ“断罪”されていく中で、読者もまた「これは本当に正義なのか?」と問いかけられることになるのです。
まるで、お花畑を歩いていたと思ったら、気づけば地雷原だったような、そんなヒリヒリとした読後感が残ります。
式見くみるとは?笑顔の裏にかくされた“毒”に読者が戦慄
そんな断罪される側の筆頭が、式見くみるです。
一見、優等生で品があって、まさに“模範的な少女”。
でも、読み進めていくと、彼女の言葉の端々、まなざし、そして無邪気な行動に少しずつ違和感がにじんでいきます。
「……あれ、この子、ちょっと変かも?」
そう思ったときにはもう遅い。
彼女が何をしていたのか、なぜ断罪されるのかが明らかになった瞬間、多くの読者が目を覆いたくなったはずです。
SNSでも「くみるが一番怖い」「断罪されても当然…だけどスッキリはしない」と、複雑な感情を吐き出す人が後を絶ちません。
正直なところ、彼女の描写はリアルすぎて、「あの子、うちのクラスにもいたかも」と思わされるほど。
まるで、甘いプリンかと思ったら、なかに激辛タバスコが入ってたような驚きと衝撃があります。
読後に残るのは、静かなざわめきとモヤモヤのカタルシス
『聖母の断罪』のいちばんの魅力は、ただの“スカッと系”では終わらないことです。
「悪いことをしたやつが罰を受ける」・・・それだけではありません。
罰を与える側にもまた、ゆがんだ正義と、拭えない痛みがある。
読者は、誰かに感情移入しそうになるたびに、「でもこの人もどこかおかしい…」と感じ、ふと立ち止まります。
そうして気づくのです。
この作品は、“誰かが完全に悪くて、誰かが完全に正しい”なんて、そんな単純な話ではないのだと。
読後には、スカッとするどころか、胸の奥にモヤモヤと何かが残る。
それがやけにリアルで、忘れられない。
だからこそ、「もう読まない」と言いながら、つい次の話に手が伸びてしまう。
まさに、心のデトックスではなく、逆に毒を入れてくる物語です。

聖母の断罪 どこで読める?無料・公式・お得ルートまとめ
読みたい!……でも、どこにあるの?
SNSで話題になる作品ほど、いざ探そうとすると「アニメ?漫画?無料?有料?」と迷ってしまいますよね。
ご安心ください。
ここでは、『聖母の断罪』をどこで読めるのか、無料なのか有料なのか、そしてちょっとお得な読み方まで、しっかりご紹介します。
財布の紐はゆるめず、心の覚悟だけ決めてください。
公式で無料配信中!「となりのヤングジャンプ」と「ヤンジャン!」アプリ
まず、一番安心できるのが集英社公式の2つのサービスです。
1つはWeb版の【となりのヤングジャンプ】。
もう1つはスマホアプリの【ヤンジャン!】。
この2つで、『聖母の断罪』の最新話や一部のエピソードが無料で読めます。
「気になってたけど、買うほどでも…」という人も、これなら安心して“味見”できますよね。
ヤンジャン!アプリは、毎日ポイントが貯まって、それを使って話を読めるタイプ。
いわば、マンガ界のスタンプカード制度です。
「読みたい」よりも「我慢してポイント貯める方が楽しい」という、謎のM気質に目覚める人もいるとかいないとか…。
なお、無料範囲には期限があったり、最新話は課金対象だったりするので、読みたいときが読めるとき!と心得ましょう。
一気読みしたい人には電子書籍や紙コミックスも
「いやいや、ポイントとか待ってられない」「続きが気になって眠れない!」という人には、電子書籍サイトや紙コミックスでの購入がおすすめです。
現在、『聖母の断罪』は第5巻まで発売中。
主な取り扱いサイトは以下のとおりです。
- Kindle(アマゾン)
- ピッコマ
- コミックシーモア
- BookLive
- 楽天Kobo など
タイミングによっては、割引キャンペーンやポイント還元セールをしていることもあるので、ちょっとだけサイトを渡り歩いて探すと、いい出会いがあるかもしれません。
まるで、運命の本屋さんを探す恋人探しですね。
紙のコミックス派には、初版限定の特典ペーパーや書店別の特典がついてくることもあるので、本棚派の人も見逃せません。
聖母の断罪 よくある質問Q&A
トレンドに入ったことで一気に注目を集めた『聖母の断罪』ですが、まだ読んでいない人からは「これってアニメあるの?」「読むときに注意すべきことってある?」といった声が多く上がっています。
ここでは、特に多い2つの質問に絞って、やさしくお答えしていきます。
気になることが解消されれば、きっと一歩踏み出しやすくなりますよ。
聖母の断罪ってアニメやドラマになる予定はあるの?
気になりますよね。
この手のサスペンス作品って、映像化されたらとんでもないことになりそうです。
ですが、2025年6月時点ではアニメ化もドラマ化も発表されていません。
いまのところは、あくまで“漫画限定”の世界です。
ただし、SNSでは「アニメ向きすぎる」「演技派の女優さんで実写化してほしい」など、ファンの妄想が飛び交っています。
もし本当に映像化されたら、式見くみる役は誰がやるのか…という話題だけでご飯3杯はいけそうですね。
今後の動向に注目です。
もしかしたら、「断罪の鐘」が深夜ドラマのエンディングに響く日が来るかもしれません。
内容がちょっと過激って聞いたけど、大丈夫?
はい、ここは正直にお伝えしておきます。
『聖母の断罪』には、いじめ・暴力・心理的な追い込みといったシーンが、かなりリアルに描かれています。
いわゆる“胸糞展開”も多く、「読んでてつらい」と感じる方もいるかもしれません。
たとえるなら、フルーツパフェだと思って口にしたら、生のししとうだったような…そんな油断できない読後感。
とはいえ、ただ過激なだけではなく、「罪とは何か」「正義とは誰が決めるのか」といったテーマ性がしっかり描かれているので、感情を揺さぶられたい人には強く刺さる作品です。
ただし、体調が弱っているときに読むと、心にもやがかかるので、元気なときに読むのをおすすめします。
まとめ
今回は、話題の作品『聖母の断罪』について解説しました。
SNSで注目を集めた式見くみるの“断罪”シーンをきっかけに、多くの読者が衝撃を受け、作品の深いテーマ性や心をえぐる描写が話題となっています。
原作はとなりのヤングジャンプ/ヤンジャン!アプリで連載されており、無料で読める話もあるので、まずは気軽にのぞいてみてはいかがでしょうか。
決して“スカッと系”ではないけれど、読後に残るモヤモヤと静かなざわめきがクセになる。
そんな不思議な魅力を持った作品です。
気づけばあなたも、“聖母”のまなざしに見つめられている側かもしれませんよ。
