「急な転勤で東京から福岡に引っ越すことになってしまった・・・。」
「長距離のペットの引越しにはどんな方法があるんだろう?」
このような方に、ペットとの引越しのベストな方法を3つご紹介します。
会社員の転勤や結婚などにより、引っ越すことはありえるでしょう。
ペットを飼っている場合、『長距離の引越し』は不安ですよね・・・。
人間でも新しい土地で新生活を送ることになると、ストレスで体調不良をおこす方もいます。
それがペットとなると引越しで受けるストレスはかなりのもの。
移動距離が長いほどペットのストレスの負荷はあがります。
今回は”ペットのストレスを軽減する長距離の引越し3つ”を紹介します。
またそれぞれの方法の料金比較、長距離の引越しの注意点も解説しますので、ぜひご覧ください!
筆者の赤おにです。
犬(主にフレンチブルドッグ)の役立つ情報を発信しています。
- 『フレンチブルドッグの秘密の世界』 運営者
- ペット栄養管理士
- 愛玩動物飼養管理士2級
- 犬の飼育経験10年
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ペットとの長距離引越しのベストな方法3つを紹介!
長距離の移動はペットにとって相当なストレスになります。
少しでも愛するペットのストレスを軽減するためには、引越しの方法を検討することが大切。
ここでは、ペットとの長距離引越しにおすすめの3つの方法を紹介します。
ペットとの長距離引越しの方法①引越し業者にペットを輸送してもらう
1つ目は、引越し業者を利用する方法です。
たとえば、アーク引越センター、サカイ引越センター、ハート引越センターなどですね。
上記のような引越し業者は、ペット輸送のオプションサービスを提供していることが多いです。
引越し業者に依頼する場合のメリット・デメリットは下記のとおりです。
- 引っ越し費用とペット輸送費用の見積もりが1回で済む
- 引越しスケジュール調整がしやすい
- 費用が高額になりやすい
- ペットによっては運べない種類もある
国土交通省の標準引越運送約款により「トラックの荷台に家具などの荷物と一緒にペットを乗せてはいけない」ことになっています。
そのため引越し業者のペット輸送のオプションサービスを利用すると、ペット専用車両で運んでくれます。
また業者によっては、飛行機を利用するパターンがあるようです。
たとえば、自宅まで専用車で迎えに来て空港へ向かい、貨物スペースで目的地に出発する方法です。
飛行機が到着すると現地のスタッフが空港に引き取りにいき、新居まで専用車で輸送します。
オプションサービスは、引越し業者からペット専用の輸送業者に依頼していることが多いです。
ペット輸送のプロなので、水分補給や適切な休憩の確保をしてくれます。
しかし、飛行機を使用する場合は荷物を積んでいる貨物スペースに乗るので、室温調整や適切な水分補給をとることが難しくなります。
機内での体調不良を防ぐためは、ゲージに給水器や毛布などの体温を調整するものを準備することが大切です。
ペット輸送を行っている引越し業者を下記で紹介しておきます。
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ペットとの長距離引越しの方法②ペット輸送専門業者に依頼する
2つ目は、ペット輸送に特化した専門業者を利用する方法です。
ペット輸送専門業者は、ペットの安全と快適性を最優先に考えて輸送してくれます。
たとえば、ペットが入っているゲージを運転席から見えるところに配置。
もし車酔いなどの体調不調がみられた場合、すぐに車をとめてケアをしてくれます。
ペット輸送専門業者に依頼する場合のメリット・デメリットは下記のとおりです。
- プロによる輸送のため、トラブルの対処が早い
- 電車や飛行機などの公共機関に比べて、ストレスがかからない
- 飼い主と離れることによる不安
- 引越し業者とは別でスケジュールを調整する必要がある
でも、輸送中のペットの様子が気になるな・・・。
そんな不安をかかえる飼い主のために、移動中の写真を送ってくれる等の配慮をしてくれる業者もあります。
ペット輸送業者を下記で紹介しておきます。
ペットとの長距離引越しの方法③飼主と一緒に移動する
3つ目は、飼い主自身がペットと一緒に移動する方法です。
自家用車や電車や飛行機などの公共交通機関を利用します。
ペット輸送専門業者に依頼する場合のメリット・デメリットは下記のとおりです。
- ペットのトラブルに早く対処できる
- 費用を抑えられる
- 飼い主の負担になる
- 公共交通機関だと周りの人に迷惑をかける可能性がある
この方法の最大のメリットは、ペットが飼い主と一緒にいられることです。
またペットの様子をみて「車酔いしてそうだから、ちょっと休憩しよう!」と飼い主さんからケアを受けることで、ペットに安心感をあたえられます。
しかし、長時間の移動はペットにとってかなりのストレス・・・。
だからこそ適切な休憩や水分補給が大切だね!
車で移動するときは、適度に休憩をとって水分補給を自由にできますが、電車やバス、飛行機などはペットのケアをするタイミングが限られます。
電車やバスに乗る前は、水分補給・おしっこ・うんちを済ませておくなどの準備をしておきましょう。
「免許を持ってるけど、車は持ってないんだよね・・・。」
「知人や親戚に依頼するのは申し訳ないし、迷惑をかけたくない!」
そんな方には、乗り捨てのレンタカーがおすすめ。
旧居で車を借りて、新居近くで返却できるので、手間がかかりません。
「レンタカーを借りてペットと移動してみよう」という方は、下記サイトでお気に入りのレンタカーを探してみてください。
レンタカーの最安値検索「エアトリ」以上の3つが、”ペットとの長距離引越しのベストな方法”です。
飼い主とペットの状況によって、ベストな選択をすることが重要・・・。
次の章では、その選択の判断材料になる「ペットの引越し費用」について解説します。
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ペットの引越し費用はどれが一番お得?
ペットの引越し方法によって費用は大きく異なります。
「引越し業者に任せる」「ペット輸送業者」「飼い主と一緒に移動する」の費用相場を知ることで、予算にあった方法を選択できます。
以下に、それぞれの方法の大まかな料金相場を比較表で示します。
ペットの引越し方法 | 費用相場 | 備考 |
ペット輸送業者 | 20,000円~50,000円 | 専門業者なので高い |
引越し業者に任せる | 5,000円~15,000円 | 比較的リーズナブルな価格 |
飼主と一緒に移動する | 交通機関による | 3つの中でもっとも安くなる傾向 |
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ペットの引越し費用①引越し業者
一般的な引越し業者を利用した場合、ペット輸送の追加料金は5,000円〜15,000円程度が相場です。
ただし、距離やペットの種類、サイズによって料金は変動します。
引越し業者に一括で依頼できるので、手間がかかりません。
普段、仕事や家事で忙しくやり取りがわずらわしい方におすすめです。
ペットの引越し費用②ペット輸送業者
専門業者を利用する場合、料金は一般の引越し業者より高く、20,000円〜50,000円程度が相場です。
専門的なケアやカスタマイズされたサービスを提供するため、料金が高めに設定されています。
ペットの安心・安全が最優先の方におすすめですね。
ペットの引越し費用③飼い主と一緒に移動する
自家用車を利用する場合の主な費用はガソリン代と高速道路の料金です。
公共交通機関を利用する場合は、別途ペットの移送代がかかります。
これらの費用は移動距離によって変わりますが、一般的には他の方法に比べて低コストです。
ペットの様子を確認できるので、普段から「ペットの様子が気が気でない」という方は、一緒に移動するといいでしょう。
とくに飛行機では、ペットは貨物スペースで移送されます。
貨物スペースでは空調が行き届いていないんだ・・・。
なので、熱中症になり死亡してしまうこともあります。
上記のように飛行機では事故や熱中症のリスクがあります。
「飛行機だとなんだか不安だな…。」と感じる方は新幹線がおすすめです。
新幹線なら愛犬と一緒に乗れますし、熱中症も回避できますよ!
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ペットの長距離移動で注意すべきポイント
長距離引越しにおいては、ペットの安全と快適性を確保することが最も重要です。
それぞれのシチュエーションで、注意すべきことは異なります。
以下に、注意すべきポイントを述べます。
ペットの長距離移動での注意点①長距離引越しをする前のペットの準備
移動前には、ペットの健康状態を確認し、必要に応じて獣医師と相談することが重要です。
また、移動当日までにペットが慣れるように、事前にケージやキャリーバッグでの練習を行うと良いでしょう。
移動中にペットが体調をくずして動物病院に向かうケースもあります。
また体調を崩したために、新居に到着できずペットホテルに預けることも・・・。
そんな場合に備えて、ペット保険証や狂犬病予防注射済票、ワクチン接種証明書などは準備しておきましょう。
ペットの長距離移動での注意点②自家用車で移動中に気を付けること
自家用車での移動では、ペットが安全かつ快適に過ごせるよう、適切な温度管理と換気が必要です。
定期的に休憩を取り、ペットに水分補給をさせることも大切です。
ペットは人間に比べて乗り物酔いをしやすい傾向があります。
「ペット用の酔い止め薬を飲ませる」「車の芳香剤を撤去しておく」などの対策をしておきましょう。
また運転中にペットが暴れまわると交通事故につながりますので、ゲージなどに入れて移動することが大切です。
ペットの長距離移動での注意点③長距離引越しをした後のペットのケア
新しい環境に慣れるまで、ペットはストレスを感じやすいです。
まずは長距離移動のストレスの回復をまち、新しい環境に慣れさせることが大切。
新しい環境にストレスを感じている合図は、以下のとおりです。
- 落ち着きがない
- 下痢・嘔吐
- 夜にそわそわして眠らない
- 留守番がイヤで吠える
- 食欲がない
以上のような合図が出ている間は、新しい環境に不安を抱いている状況です。
1か月はゆっくりと新居に慣れさせましょう。
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ペットと一緒に海外へ引っ越すときはどうすればいい?
「じゃあ、海外にいく場合はどうすればいいの?」
グローバル化がすすむ世の中で時には「長期の海外出張」を言い渡されて海外に住むことになるかもしれません。
気を付けるポイントは、「入国条件を確認する」と「飛行機トラブル」です。
入国条件を確認する
引越し先の国で規定されている「入国条件」を確認しましょう。
ワクチン接種、健康診断書の取得、移動時の輸送方法など、綿密な計画が求められます。
国によって動物の入国規制が異なるため、事前に詳細なリサーチが必要です。
ワクチン接種、健康診断書の提出を求められることも・・・。
特に狂犬病ワクチンは必須。
日本での狂犬病の発症はほぼないのですが、海外では狂犬病を発症した事例は多くあります。
ときには面倒だと感じる入国検査を実施している国もありますが、事前に調べて基準を満たせるようにしましょう。
飛行機トラブル
海外への引越しは、飛行機を利用することがほとんどです。
基本的には、ペットは貨物スペースに振り分けられます。
貨物スペースでは、文字通り預けた荷物などが積まれています。
この貨物スペースは、空調が行き届いているわけではないので、フレンチブルドッグなどの短頭種は熱中症になるリスクがあります。
そのため熱中症による「死亡事故」が起こる事例もあります。
短頭種を飼っている方は、夏場の引越しは控えることをおすすめします。
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引越し後に必要なペットの手続きとは?
新しい住所に引越しをした場合、ペットの登録情報の変更手続きが必要です。
変更手続きの詳細は各自治体によって異なりますので、確認しましょう。
旧住所から異なる市区町村へ引っ越す場合は、旧住所を管轄する窓口に相談し、指示に従うようにしてください。
引越し後に、新しい住所の管轄する窓口で住所変更の手続きを行うことになります。
同じ市区町村内で引越しをする場合は、その市区町村を管轄する窓口に相談しましょう。
地域によって、手順が違う場合もありますので、しっかりと確認してから手続きを進めることをおすすめします。
引越しの一括見積もりペットとの引越しでよくある質問
犬を引っ越し当日にどうしたらいいですか?
引越し当日は、犬がストレスを感じないように、慣れ親しんだおもちゃや毛布を用意すると良いです。
また、引越し作業中は別の部屋や知り合いの家で過ごさせると安心です。
ペットと一緒に引越しをするにはどうしたらいいですか?
ペットと一緒に引越しをする場合は、ペットが移動中に快適であることを確保する必要があります。
下記のようなキャリーバッグやケージを用意し、水や食事、トイレの準備をすることが大切です。
飛行機でペットを引っ越しできますか?
飛行機でのペット輸送は可能ですが、航空会社の規定や法的な制約があります。
ペットのサイズや種類、健康状態に応じて、条件が異なるため、事前に詳しく調べることが必要です。
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まとめ
本記事では、下記のペットとの長距離引越しの方法を3つ紹介しました。
ペットとの長距離引越しは、適切な準備と方法選択がカギとなります。
各方法にはそれぞれのメリットとデメリットがあり、ペットの種類や性格、健康状態を考慮しながらベストな選択をすることが大切です。
下記の「ペットの引越し費用の比較表」「ペットの長距離移動で注意すべきポイント」も参考にして愛するペットにあった引越し方法を選んでくださいね。
【ペットの引越し費用の比較表】
ペットの引越し方法 | 費用相場 | 備考 |
ペット輸送業者 | 20,000円~50,000円 | 専門業者なので高い |
引越し業者に任せる | 5,000円~15,000円 | 比較的リーズナブルな価格 |
飼主と一緒に移動する | 交通機関による | 3つの中でもっとも安くなる傾向 |
「引越し費用がお得なところを選びたい!」という方は、引越し一括見積サービスがおすすめです。
めんどうな見積もりを一括でできて、引っ越し費用が最大50%安くすることも可能。
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