犬に好かれるのは孤独な人？犬に好かれるためのポイントを徹底解説！

「孤独な人は犬に好かれやすい」

こんな噂を聞いたことはありませんか？

せっかくなら、散歩中の犬に寄ってきてほしいし、飼い犬にもっと懐かれたいですよね・・・。

では犬に懐かれやすい人と、懐かれにくい人には、どんな違いがあるのでしょうか？

そこで本記事では、以下の内容を解説します。

本記事を読めば、明日から犬に懐かれること間違いなしです！

「犬の気持ちを読み取る方法」も解説していますので、合わせてご覧ください。

孤独な人は犬に好かれやすいってホント？【専門家の意見】

2012年に行われた研究では、飼い主が泣いている、痛がっているなどの苦痛を示す行動に対して、以下の行動をしました。

• 飼い主に近づく
• 鼻を鳴らす
• 舐める

これは、犬が人間の感情を認識し、ネガティブな感情に反応している可能性を表しています。

この研究から、犬が飼い主の孤独を認識し、愛情を与えるよう行動している可能性が考えられます。

つまり、孤独な人から出るネガティブな雰囲気を感じ取り、心配してくれているんですね・・・。

また孤独を感じやすい人は、犬との触れ合いに癒しや安らぎを求める傾向があります。

犬との時間を大切にし、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢が、犬からの信頼につながっている可能性もあります。

では犬に好かれる人とは、他にどんな特徴があるのでしょうか？

【関連記事】

参照：飼い犬による人間の苦痛に対する共感的な反応：探索的研究

犬に好かれる人の3つの特徴

犬は、自分に対して愛情深く接してくれる人を好みます。

具体的には、以下の3つの特徴を持つ人が犬に好かれやすい傾向があります。

①穏やかで優しい

犬は大きな声や乱暴な扱いを怖がります。

穏やかな口調で優しく接し、安心感を与えましょう。

ただし、家の中を荒らしたり、噛んだりなど悪いことをした場合は、しっかりと叱るのが大切です。

いつもと同じように穏やかに叱っても、犬は言葉を理解できません。

なるべく声色を変えて「悪いことをしたから怒っている」のを伝えましょう。

とはいえ、基本的には穏やかで優しく接することで、犬の精神面も安定します。

しつけをするときにメリハリをつけることが大切ですね！

②一貫性のある行動

犬は一貫性のある行動を好みます。

たとえば、食事の時間や散歩の時間を一定にすることで、犬は安心感を覚え、飼い主への信頼を深めます。

また飼い主の気分でしつけで怒るのはNGです。

昨日はソファーで寝ていても大丈夫だったのに、今日は怒られたなど・・・。

「昨日は何も言わなかったのに、今日はなんで怒られるの？」

このような一貫性のない行動をすると、犬からの信頼関係がなくなります。

そのため、ルールをしっかり決めて一貫性のある行動を心がけましょう。

③犬の気持ちに寄り添う

犬の仕草や表情をよく観察し、犬の気持ちに寄り添うことが重要です。

下記のサインを見逃さずに対応することで、犬との絆はより深くなります。

• 遊びたい
• 甘えたい
• 散歩に行きたい
• そっとしておいてほしい
• 眠たい

遊びたいときはおもちゃを持ってきたり、散歩に行きたいときは玄関先で待っていたりなど、愛犬によって気持ちを表すサインはさまざまです。

愛犬をよく見て、愛犬の気持ちを汲み取ってあげましょう。

【関連記事】

犬の気持ちを読み取る方法

先ほど「犬の気持ちに寄り添う」事が大切だとお伝えしましたが、具体的にはどうすればいいのでしょうか？

犬は言葉を発しませんが、ボディランゲージ、表情、声を通して様々な感情を表現します。

ここでは、犬の気持ちを読み取る方法を3つのポイントに分けて解説します。

①ボディランゲージを観察する

尻尾の振り方、耳の位置、姿勢など、犬のボディランゲージは感情を表す重要なサインです。

たとえば、尻尾を高く振っている時は喜びや興奮を表し、耳を伏せている時は恐怖や不安を表します。

喜んでいる場合は問題ないですが、恐怖や不安を感じているケースは注意が必要です。

恐怖や不安を抱えているときに不用意に近づくと「飛びかかってきて噛まれる」などトラブルになるケースがあります。

そのため、しっかりと愛犬の心情を理解して接することが大切です。

②表情から気持ちを読み取る

犬の表情も、感情を読み取る手がかりとなります。

たとえば、目を細めて口角を上げている時はリラックスしている状態を表し、歯をむき出しにしている時は警戒心や攻撃性を表します。

ただし、以下のように犬によって表情の意味が異なるケースがあります。

• 撫でてもらえて嬉しくて唸る
• 遊びたくて歯をむき出しにする

長く過ごしていれば愛犬特有の表情で、気持ちを読み取ることができると思いますが、慣れるまでは見極める必要があります。

愛犬の表情から気持ちを読み取れるように、しっかりと観察しましょう！

③声で気持ちを読み取る

犬は吠えるだけでなく、クンクン鳴いたり、唸ったりすることで感情を表現します。

たとえば、甲高い声でクンクン鳴いている時は甘えたい気持ちを表し、低い声で唸っている時は警戒心や不満を表します。

また散歩に行きたいなどの意思表示をするときに吠えるケースもあります。

ただし、フレンチブルドッグなどの吠えにくい犬種も存在します。

その場合は、声以外の表情やしぐさで気持ちを汲みとってあげましょう。

とはいえ、ほとんどの犬が吠えて意思表示するケースが多いです。

声の種類やトーンから、犬の気持ちを理解できれば愛犬との絆もより一層深まるでしょう。

【関連記事】

犬との信頼関係を築くコミュニケーション方法

犬の気持ちを理解できたら、以下の3つのポイントを意識してコミュニケーションをしましょう。

適切な愛情表現を続けることで、犬はあなたに信頼を寄せてくれるはずです。

①アイコンタクトと笑顔

犬は、アイコンタクトを友好のサインと捉えます。

優しく目を合わせ、笑顔を見せることで、犬は安心感を覚え、心を開きやすくなります。

ただし、凝視しすぎると威嚇と捉えられる可能性があるので、注意が必要です。

初対面などの関係性が薄い状態だと、目を合わせるのは避けた方がよいでしょう。

関係性ができており、信頼関係もバッチリなら目を合わせることは、犬に安心感を与えられます。

②優しい声かけと褒める

犬は人間の言葉の意味を完全に理解できませんが、声のトーンや表情から感情を読み取れます。

優しい声で話しかけ、良い行動をしたら褒めてあげましょう。

「えらいね」「かわいいね」「よしよし」

上記のような褒め言葉をかけながら褒めてあげると喜びます。

そして、犬は褒めて伸びるタイプなので、しつけにも効果的です。

お手やお座りなどコマンドを教えるときは、優しい声でほめると覚えもはやくなります。

③遊びを通して絆を深める

犬は遊びを通して飼い主との絆を深めます。

ボール遊びや引っ張り合いなど、犬が喜ぶ遊びを取り入れ、一緒に楽しい時間を過ごしましょう。

犬と遊ぶときは、以下のおもちゃを使うと夢中になって楽しめます。

とくに犬は引っ張り合いっこが大好きです。

ロープに噛みつくことで犬本来の「噛みたい欲求」も満たせるのでおすすめです！

もちろん犬によって好きな遊びは異なるので、愛犬が好きな遊びを取り入れましょう。

【関連記事】

犬を寂しくさせない接し方

犬は社会的な動物であり、孤独を感じやすい生き物です。

せっかく築いた信頼関係を失わないよう、以下の点に気をつけましょう。

①十分なコミュニケーションの時間を作る

仕事や家事で忙しい毎日でも、犬とのコミュニケーションの時間を意識的に作りましょう。

一緒に遊ぶ、散歩に行く、話しかけるなど、犬との触れ合いが大切です。

犬と人間が触れ合うと互いに幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌されます。

つまり、犬と触れ合うことは人間にとってもプラスになるのです。

仕事でストレスを抱えている方こそ、愛犬と触れ合って癒してもらうとよいでしょう。

愛犬にとっても、飼い主さんとの時間は唯一無二の最高の時間となります。

②安心できる環境を作る

犬が安心して過ごせる環境を整えることも大切です。

静かで快適な寝床を用意し、清潔な水と食事を常に与えましょう。

また、犬が一人で過ごす時間が長い場合は、おもちゃや音楽などを用意して、寂しさを感じさせないような工夫も重要です。

「1人暮らしで仕事中の愛犬の様子が心配だ・・・」

そんな方は、ペットカメラを設置しましょう。

下記のファーボのような録画機能・自動追尾機能がついたペットカメラがおすすめです。

留守番中の愛犬を追跡して、すべての行動を録画して把握できるので安心です。

【関連記事】

③適度な運動と刺激を与える

犬は適度な運動と精神的な刺激を必要とします。

毎日散歩に連れて行き、おもちゃやトレーニングを通して脳を活性化させましょう。

ただし、真夏の昼間などの熱中症のリスクがある場合の散歩は、控えるべきです。

なるべく早朝や夜間などの涼しい時間帯で散歩するようにしましょう。

適度な運動と刺激は、犬のストレス軽減や健康維持に役立つだけでなく、孤独感を感じさせないためにも重要です。

【関連記事】

まとめ

犬に好かれるためには、愛情深く接し、信頼関係を築くことが大切です。

犬の気持ちに寄り添い、コミュニケーションを積極的に取ることで、犬はあなたに心を開き、深い絆で結ばれるでしょう。

犬との生活は、あなたの孤独を解消し、人生に多くの喜びと癒しをもたらしてくれるはずです。

ぜひ、これらのポイントを参考に、愛犬との素晴らしい関係を築いてください。