愛犬がほかの犬に吠えて困っていませんか?
犬が吠える理由は何なのか、やめさせる方法はあるのか気になりますよね。
まず結論!犬が吠える理由には、以下のとおりです。
今回は犬が吠える5つの理由に加えて、以下の内容を解説します。
- 犬が吠えることをやめさせる方法
- よく吠える犬種とは?犬種ごとの特徴を紹介
- 吠えない犬にするしつけのポイント
愛犬が吠える理由を知りたい人は、ぜひ読み進めてくださいね。
筆者の赤おにです。
犬(主にフレンチブルドッグ)の役立つ情報を発信しています。
- 『フレンチブルドッグの秘密の世界』 運営者
- ペット栄養管理士
- 愛玩動物飼養管理士2級
- 犬の飼育経験10年
- フレンチブルドックを飼育中
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犬が吠える5つの理由
犬が吠える理由は、以下の5つがあります。
愛犬が吠えているときはどんな状況なのか、1つずつ状況を思い出しながらみていきましょう。
①嬉しいときや感情がたかぶったとき
犬は嬉しいときや興奮したときに吠えることがあります。
しっぽを振ったり、飛び跳ねたりして感情を表しますが、それに吠えをプラスすることでさらに嬉しい気持ちを表現するのです。
たとえば飼い主さんが帰宅したときや、ほかの人が家に来たときなど。
愛犬が体を使って感情を表現する姿は、とても愛おしいですよね。
しかし、一緒になって喜んでしまうとヒートアップしてしまいます。
一呼吸おいて、愛犬が落ち着いてから接していきましょう。
②自分の要求を聞いてほしいとき
犬は自分の要求を聞いてほしいときにも吠えることがあります。
愛犬におやつやご飯をあげたあとに「もっとほしい」と吠えられたことはありませんか?
そして、ついついその要求に答えてしまっていませんか?
犬は頭が良いので、自分の要求が通ると学習して吠えることがクセになってしまいます。
愛犬が吠えてきても、決して反応せず辛抱強く教えていきましょう。
③怖さや威嚇するとき
犬は怖さを感じたときにも吠えることがあります。
チャイムが鳴ったときや、散歩でほかの人やほかの犬とすれ違ったときに吠えてしまい、困ってしまいますよね。
この吠えは縄張り意識の強い犬や、怖がりの犬に多く見られます。
来客や歩行者などはすぐにいなくなるので、自分が吠えることで飼い主さんや自分自身を危険から守ったと勘違いしてしまうのです。
このような場合の対策としては、飼い主さんは、愛犬がほかの人や犬に吠えていても反応せず無視しましょう。
そうすることで「犬は吠えても意味がない」「歩行者やほかの犬は何もしてこない」ということを学習します。
愛犬が吠えずにいられた場合は、しっかり褒めてあげましょう。
④飼い主さんがいなくなったとき
犬は本来、群れで生活する動物です。
大切な飼い主さんの姿が見えなくなってしまい、不安を感じて吠えてしまう子もいます。
飼い主さんが戻って来ないのではないかという不安感から吠えてしまうのですが、この吠えには犬と飼い主さんとの関係に強い依存関係がみられます。
飼い主さんは愛犬に構いすぎず、不安を感じさせるような行動は避けましょう。
愛犬が、不安を感じないような環境を作っていくことも大切です。
⑤ほかの犬や人と遊びたいとき
犬は群れで生活する動物であることから、ほかの犬や人と交流を求めます。
そのため、ほかの犬と遊びたいときに吠えて誘うのです。
なかには、大きな声で吠えられると怖がってしまう犬もいます。
トラブルを避けるためも、飼い主さんが愛犬を落ち着かせてあげましょう。
また、吠えたら遊べないということも学習させていきましょう。
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犬が吠えることをやめさせる方法
覚えてしまった吠えをやめさせることは、なかなか難しいです。
犬が吠えるのをやめさせる方法には、以下の5つがあります。
それでは、詳しく解説します。
①無視をする
犬が吠えてきたとしても無視をする方法です。
この方法は、自分の要求を聞いてほしいときや嬉しいときや感情がたかぶったとき、ほかの犬や人と遊びたいときの吠えに有効です。
吠えても意味がない、自分の思い通りにはいかないと犬に学習させます。
ですが、愛犬が何かを求めて吠えている姿を無視することを心苦しく感じる飼い主さんも多いでしょう。
その場合は「吠える→おすわりなどのコマンド→対応する」としていくと、犬に「飼い主さんの言うことを聞いたら対応してもらえた」と学習させることができます。
愛犬の性格に合わせて、学習させていきましょう。
②環境に慣れさせる
環境に慣れさせて、だんだんと吠えさせなくさせる方法です。
この方法は怖さや威嚇するときや、飼い主さんがいなくなったときの吠えに有効です。
飼い主さんがいなくなってしまう不安から来る吠えに対しては、その環境でも安心させるところから始めましょう。
「飼い主さんがいなくなる→吠える前に姿を見せて安心させる」を繰り返していくことで、犬に「飼い主さんはちゃんと戻ってくる」と学習させます。
愛犬の性格や様子に合わせて取り組んでください。
怖さや威嚇するときから来る吠えに対しては、散歩のコースや時間の変更をするなどして、ほかの犬や人に会わないように対処していきましょう。
吠えにくい環境を作っていくことを意識していくことが大切です。
③ゲージやクレートトレーニングをする
ゲージやクレートトレーニングをすることで吠えなくさせる方法です。
そのためには普段から、ゲージやクレートが「入るといいことが起きる場所」にしておくことが重要です。
ゲージやクレートに入ったらおやつをあげる、飼い主さんに褒めてもらえるなど犬にとって安心できる場所にしてあげましょう。
④コミュニケーションをたっぷり取る
大好きな飼い主さんとコミュニケーションを取ることで、吠えることをやめさせる方法に繋がります。
先に紹介した吠える理由のどれにも当てはまらない場合、愛犬がストレスを感じて吠えてしまっているのかもしれません。
ストレスの原因としては、コミュニケーション不足や運動不足が考えられます。
普段、忙しくなかなか愛犬に構ってあげられないと感じた人は、意識してコミュニケーションを取ってみましょう。
⑤犬が吠えるのをやめさせるアプリを使う
犬が吠えるのをやめさせるスマートフォン用のアプリがあるのをご存知ですか?
アンチドッグホイッスルサウンド、超音波バリアやiTrainer犬の笛&クリッカーといったアプリです。
iPhoneでもAndroidでもどちらでもダウンロードできますよ。
犬は人間よりも高い音を聞き取る能力があります。
その能力を利用して、超音波を使い吠えるのをやめさせます。
使い方は簡単です。犬が吠え始めたらアプリを起動し、ボタンを長押しするだけです。
ボタンを押している間は超音波が流れる仕組みになっています。
メリットは大勢の人が周りにいても、気にせず使える点です。
なかには、超音波の音に慣れてしまう子もいますが、手軽に始められやすいので一度試してみてはいかがでしょうか?
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よく吠える犬種とは?犬種ごとの特徴を紹介
犬種によっても吠えやすさや特徴は異なります。
以下に詳しくまとめたので、参考にしてください。
1、チワワやヨークシャーテリアなどの愛玩犬
チワワは小型で活発な性格のため、環境の変化や外部からの刺激に敏感です。
また、とても気が強く自分より体の大きい犬にも吠えかかっていきます。
ヨークシャーテリアもチワワと同じく小型で警戒心の強い犬です。
気が強いテリア系の犬種でもあるため、物音や知らない人などに怖がって吠えることがあります。
2、ダックスフントやビーグルなどの狩猟犬
ダックスフントはもともとアナグマなどの巣穴に入り、吠えて獲物を追い立てる狩猟犬でした。
そのため、野太く大きな声で吠えます。
好奇心も旺盛なので、チャイムの音などに反応する子も多いのが特徴となっています。
ビーグルも猟犬として活躍していた犬種です。
きつねなどの獲物を走りながら追い立てていたので、大きく通る声が特徴的です。
ドッグランなどでたくさん運動をさせてあげると、ストレス発散に繋がりますよ。
3、柴犬などの日本犬
柴犬などの日本犬は縄張り意識が強く、警戒心が強い犬種です。
主人に対しては忠実ですが、知らない人や物音には敏感な一面もあります。
犬種ごとの特徴や、性格を理解して上手く付き合っていきましょう。
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吠えない犬にするしつけのポイント
最後に、吠えない犬にするしつけのポイントを紹介します。
愛犬のしつけをするときの参考にしてくださいね。
吠えない犬にするしつけのポイント:社会化のトレーニングをする
社会化トレーニングが重要です。
子犬の頃にほかの犬との交流や、知らない人からおやつをもらうなどしてさまざまな刺激を受けると、将来吠えにくい子になっていきます。
また、犬が吠えなかったときにしっかり褒めることも大切です。
大好きな飼い主さんから褒めてもらえることで、犬は学習していきます。
繰り返し行っていくと吠えない犬に育っていきます。
吠えない犬にするしつけのポイント:「おすわり」などのコマンドを活用する
「おすわり」や「待て」などのコマンドを覚えさせるのもいいでしょう。
決まったルーティンを行うことは、犬にとっても気持ちを落ち着かせることに繋がっていきます。
そこでさらに飼い主さんから褒めてもらうことで、愛犬と飼い主さんとの絆も深まっていきます。
しつけのポイントは、犬の性格や犬種によっても異なってきます。
紹介したポイントを参考にして、愛犬にとって一番良い方法を試してみてくださいね。
まとめ
犬は言葉を話せない代わりに吠えることで、私たちに自分の気持ちや要求を伝えてこようとします。
犬が吠える理由には、以下のとおりです。
といったさまざまな理由があることがわかりました。
犬に吠えるのをやめさせるためには、理由や原因を探りそれぞれに合った対処法を行っていきましょう。
今回の記事を参考にして、愛犬との楽しい生活を楽しんでいってくださいね。
どうしても飼い主のしつけではどうにもならない場合は、【ワンブル】を試してみてください。
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