一人暮らしで犬を飼うのはかわいそう?飼う条件や後悔しないための工夫を解説

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一人暮らしで犬を飼うのはかわいそう?飼う条件や後悔しないための工夫を解説
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「一人暮らしだと寂しいし、犬を飼いたいな・・・」

「でも仕事の間、犬に寂しい思いをさせてしまうかも・・・」

このような悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?

1人暮らしだと愛犬が独りぼっちで過ごす時間が多いため、心配ですよね。

本記事では、一人暮らしで犬を飼う準備や条件などをご紹介します。

ワンちゃんのお迎えを検討している方は、ぜひ最後までご覧くださいね。

この記事を書いた人

筆者の赤おにです。
犬(主にフレンチブルドッグ)の役立つ情報を発信しています。

  • フレンチブルドッグの秘密の世界』 運営者
  • ペット栄養管理士
  • 愛玩動物飼養管理士2級
  • 犬の飼育経験10年
  • フレンチブルドックを飼育中
目次

一人暮らしでも犬は飼えるのか

一人暮らしでも犬は飼えるのか

一人暮らしでも、条件を満たせば犬を飼えます。

条件についての詳細は後述しますが、金銭的・体力的・時間的余裕などです。

そして、どんなに条件をクリアしていても、犬の飼育が大変なことには変わりありません。

犬種にもよりますが長生きな子だと15年以上を一緒に過ごすこととなります。

「絶対に終生飼養をする」という覚悟をもってお迎えしましょう。

大変なことも多いですが、犬がもたらしてくれる愛情は計り知れないものです。

条件をクリアし犬をお迎えすれば、愛犬との幸せな毎日が待っていますよ。

一人暮らしで犬を飼うのはかわいそうだといわれる理由

一人暮らしで犬を飼うのはかわいそうだといわれる理由

実際に一人暮らしで犬を飼っている人はたくさんいます。

しかし、1人暮らしだと犬がかわいそうだと言われがちです。

本章では、一人暮らしで犬を飼うのはかわいそうだと言われる理由を解説します。

それでは、詳しく解説します。

理由①留守番が多くなる

1つ目の理由は、犬の留守番が多くなってしまうからです。

朝から夜まで仕事に出かけていると、通勤時間も含めて平均9時間ほど不在になります。

その間ワンちゃんはひとり留守番をするので、寂しい思いをさせることになるでしょう。

とくに寂しがり屋なワンちゃんにとっては、留守番の時間はかなりのストレスになります。

仕事が休みの日でも、買い物に行ったり遊びに出かけたりなど、外出の機会はあるはずです。

ひとりで家の中で待たせる時間がどうしても発生するため、かわいそうだと言われてしまうようです。

理由②体調の変化に気づきにくくなる

2つ目の理由は、体調の変化に気づきにくくなるからです。

仕事で家を空ける時間が多いと、愛犬とコミュニケーションを取る時間も少なくなります。

そのため普段の様子を観察する機会が少なく、ちょっとした体調の変化にも気づきにくくなります。

たとえば、「いつもより体を痒がっている」「足をかばって歩いているように見える」など・・・。

普段から一緒にいるとすぐに気づけるようなことにも、気づくのが遅くなってしまうかもしれません。

その結果、体調が悪いのに動物病院に連れて行くのが遅くなるケースもあるため、注意しましょう。

理由③運動不足がストレスにつながる

3つ目の理由は、運動不足がストレスにつながるからです。

疲れて帰宅したあとなど、犬の散歩が億劫になってしまう日がくるかもしれません。

また飼い主が風邪を引いてしまったなどで、散歩に行けない状況もあるでしょう。

家族がいると分担して散歩ができますが、一人暮らしだとそれが叶いません。

犬にとって、散歩は大きな楽しみのひとつです。

その時間が短くなるのは、犬にとってストレスに繋がります。

そしてストレスがたまると、吠える・噛むなど問題行動に走ってしまう可能性もあります。

一人暮らしで犬を飼うための条件は?

一人暮らしで犬を飼うための条件は?

本章では、一人暮らしで犬を飼う条件を解説します。

それでは、詳しく解説します。

①ペット可の物件に暮らしている

持ち家、または賃貸であれば「ペット可の物件」に住んでいることが最低条件です。

またペット可であっても、「小型犬のみ」「猫のみ」と条件が決められていることも多いです。

自分がお迎えしたいワンちゃんが、住んでいる物件の条件に合っているかどうかを確認しましょう。

②金銭的余裕がある

金銭的に余裕があるか確認しましょう。

犬を飼うのは、実際お金がかかります。

ペットフードやおやつ、ペットシーツなどの消耗品は常に買っておく必要があり、その他定期的に発生するトリミングサロン代、医療費などもかかります。

また体調が悪くなくても、年に一度狂犬病予防の注射や混合ワクチンで通院が発生します。

とくに大きなワンちゃんになるほどお金もかかります。

自分が飼いたい犬種が年間どれくらい費用がかかるか、事前に調べておきましょう。

そして、自分の年収で飼えるかどうかを、今一度考えてみてくださいね。

③時間的余裕がある

「常に忙しく犬に時間をかけられない」という人は、当然飼育することはできません。

ごはんや散歩などの他に、ブラッシングや歯磨きなどのケアも必要ですし、愛情を込めてスキンシップをする時間も大切になります。

愛犬の体調が悪いときには、動物病院に連れて行く時間も必要です。

「あまり時間はないけどペットを飼いたい」という方は、犬を飼うことは諦めて、他のペットを検討してもよいかもしれません。

④もしもの時に頼れる人が近くにいる

もしもの時に頼れる人が近くにいるとよいでしょう。

たとえば、コロナにかかって寝込むなど、犬のお世話ができなくなる状況がくる可能性もありますよね。

そんなとき代わりにお世話を頼める人は、近くにいらっしゃるでしょうか。

家族や友人、ペットシッターなど、お世話を頼める信頼できる人を近くで探しておきましょう。

一人暮らしで犬を迎えるために必要な準備

一人暮らしで犬を迎えるために必要な準備

本章では、一人暮らしで犬を迎えるために必要な準備を解説します。

以下の準備を整えられるかどうかチェックしてください。

それでは、詳しく解説します。

①犬が安心できるケージやクレートの用意

犬が安心できるゲージやクレートを用意しましょう。

一人暮らしだと、どうしても犬にひとりでお留守番をさせる機会が出てくると思います。

そのときに愛犬に安心して待ってもらえるよう、犬にとっての「ハウス」、つまりケージやクレートなどを用意する必要があります。

中でくつろげるよう、愛犬のサイズに合っているものを用意しましょう。

②近くの動物病院を把握

近くの動物病院を把握しておきましょう。

犬を飼っていると、動物病院に連れて行く機会が想像以上に多いものです。

自宅から通いやすい位置で頼れる獣医師を探しておく必要があります。

③なにかあったときに頼れる人を探しておく

自分が世話できない状況になった際に、愛犬を頼める信頼できる人がいると安心です。

犬を飼うこと・万が一のときは世話を頼むことなど、お迎え前に伝えておくようにしましょう。

犬が寂しくないように留守番に慣れてもらおう

犬が寂しくないように留守番に慣れてもらおう

「留守番が上手にできるかどうか」、これが一人暮らしで犬を迎えるときの肝となります。

留守番に慣れさせ、環境を整えることができれば、ワンちゃんはひとりでも快適に過ごすことが可能です。

本章では、以下の内容を解説します。

留守番トレーニングの方法

留守番もしつけ次第で上手にこなせるようになります。

無責任な飼い主だと言われないためにも、しつけはしっかり行うようにしましょう。

留守番トレーニングの方法としては、ワンちゃんにハウスに入ってもらい、飼い主がその場を離れる時間を少しずつ伸ばしていく、というのが一般的です。

最初は10秒などの、ほんのわずかな時間から始めてもOKです。

ワンちゃんのいる部屋から出て、吠えたり暴れたりせず1人で上手に過ごせたら部屋に戻る、というのを繰り返します。

少しずつ不在になる時間や距離を増やしていき、1人になる時間に慣れてもらいましょう。

1人にさせるとき、愛犬のお気に入りのおやつやおもちゃを用意し、犬がそれに集中しているときにスーッとその場を離れるのが理想です。

飼い主以外のものに集中してもらい、そばに飼い主がいなくても大丈夫だと認識してもらえるようにしましょう。

留守番をさせるときの工夫

ここでは、留守番をさせるときの工夫を解説します。

犬にとって危険になるものを周りに置かない

具体的には誤飲してほしくない食べ物や、感電の恐れがあるコード類など。

ソファなどの高い段差も、ケガにつながる可能性がありますよね。

このような危険があるものには近づかないよう工夫する必要があります。

おもちゃや飼い主の匂いがついた洋服などを用意

留守番をさせる際には、ひとりでも寂しくないよう、お気に入りのおもちゃや飼い主の匂いがついた洋服を用意してあげてください。

愛犬が安心して過ごせるように環境を整えましょう。

自由に新鮮な水が飲めるようにしておく

飲みたいときに飲めるよう、飲用の水を用意しておきましょう。

特に夏場は、空調にも気を遣うようにしてくださいね。

いつでもトイレが可能な状態にしておく

トイレトレーニングが済んでおり、長い留守番をしてもらう場合に限りますが、行きたいときにトイレトレーに行けるよう導線を組んでおきましょう。

安心できるクレートに入ってもらっても、トイレトレーが近くになければツライ思いをさせてしまうこととなります。

テレビやラジオをつけておく

大きな音が苦手な犬は多く、しーんとしたところに急に車などの音が鳴ると、びっくりして飛び起きてしまうこともしばしば。

そうならないために、始めからなにか音が鳴るものをつけておくのが効果的です。

ペット用の見守りカメラを使う

ひとりで家に残したワンちゃんが心配であれば、ペット用の見守りカメラを使うのもひとつです。

スマホから遠隔操作ではなしかけられるものやおやつを出せるものなどもあるので、チェックしてみてくださいね。

一人暮らしでも飼いやすい犬種をご紹介

一人暮らしでも飼いやすい犬種をご紹介

一人暮らしにオススメしたい犬種の特徴として、「運動量が少ない」「自立心が強い」「吠えにくい」などが挙げられます。

具体的に当てはまる犬種を以下に挙げるので、犬種で迷っている方は参考になさってください。

1人暮らしでも飼いやすい犬種

それでは、詳しく解説します。

■シーズー

シーズー

シーズーは穏やかで吠えにくく、ひとりでも上手に過ごせる犬種。

抜け毛も比較的少なめで、掃除が楽なのも飼いやすさの秘訣です。

集合住宅での飼育にも向いています。

■パグ

パグ

パグは吠えにくさと運動量の少なさから、一人暮らしにもオススメしたい犬種です。

ただし寂しがり屋な一面があるので、長時間の留守番が発生する場合には不向きかもしれません。

■ポメラニアン

ポメラニアン

ポメラニアンはとても賢い犬種なのでしつけがしやすいです。

留守番も慣れてもらえば上手にこなすことができます。

運動量も比較的少なめですが、遊び好きな性格です。

そのため一緒に遊んであげる時間を確保するようにしましょう。

■チワワ

チワワ

チワワの小さな体はケアに時間がかからないので、お世話が比較的楽な犬種です。

運動量や食事の量も少ないので、一人暮らしでの飼育にも向いているといえます。

■トイプードル

トイプードル

トイプードルはとても賢いのでしつけがしやすいです。

また抜け毛の少なさなどからも、飼いやすい犬種として知られています。

日々のお世話は比較的楽ではありますが、定期的なトリミングが必要になることを覚えておきましょう。

まとめ

まとめ

一人暮らしで犬を飼うのは、大変なことも多いですが不可能ではありません。

しっかり準備が整えられたらワンちゃんにも快適に過ごしてもらえるので、かわいそうといわれることも防げます。

お迎えを検討している方は、あとから「飼わなきゃよかった」と後悔しないよう、飼えるかどうかをしっかり考え、準備してからお迎えするようにしてくださいね。

一人暮らしで犬を飼うのはかわいそう?飼う条件や後悔しないための工夫を解説

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