犬のお風呂の頻度は?正しいお風呂の入れ方と簡単にできるお手入れ法を解説!

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犬のお風呂の頻度は?正しいお風呂の入れ方と簡単にできるお手入れ法を解説!
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愛犬のお風呂に入る頻度が、どのくらいが適切なのか気になる人も多いのではないでしょうか。

また、お風呂に入る頻度が下がることで、愛犬の健康にどんな影響があるのか気になりますよね。

犬のお風呂の頻度は犬種や飼育環境、ライフステージによって異なりますが、月に1回〜2回もしくは2ヶ月に1回を目安としましょう。

今回は、犬の適切なお風呂の頻度のほかに下記内容を解説します。

本記事の内容
  • 犬をお風呂に入れないとどうなるのか
  • 犬の正しいお風呂の入れ方
  • 自宅でできる簡単なお手入れ方法
  • プロに頼む方法

犬の適切なお風呂の頻度を知りたい人は、ぜひ続きを読んでくださいね。

この記事を書いた人

筆者の赤おにです。
犬(主にフレンチブルドッグ)の役立つ情報を発信しています。

  • フレンチブルドッグの秘密の世界』 運営者
  • ペット栄養管理士
  • 愛玩動物飼養管理士2級
  • 犬の飼育経験10年
  • フレンチブルドックを飼育中

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目次

犬の適切なお風呂の頻度とは?

犬の適切なお風呂の頻度とは?

犬の適切なお風呂の頻度は犬種や飼育環境、ライフステージによって異なります。

ここでは、それぞれを特徴ごとに紹介していきますね。

愛犬に当てはめながら、読み進めていきましょう。

犬種や飼育環境によって異なる

犬にはトイプードルやポメラニアン、ゴールデンレトリーバーといった長毛種とチワワやフレンチブルドッグ、柴犬といった短毛種がいます。

長毛種の犬は、短毛種の犬に比べ毛に汚れが絡まりやすくなるのでお風呂の頻度が高くなります。

毛量の多い子や、毛が密に生えている子も汚れがたまりやすいので、こまめにお風呂に入れてあげましょう。

また、飼育環境によってもお風呂の頻度は変わってきます。

室外飼育の子の方が室内飼育の子に比べ、外にいる時間が長いです。

つまり、大気中のほこりや汚れに触れる時間が多くなります。

そのため、室内飼育の子より室外飼育の子の方がお風呂の頻度が高くなります。

ライフステージによって異なる

犬といっても、子犬から老犬まで年齢はばらばらです。

それぞれのライフステージに合わせた、お風呂の頻度があります。

子犬の場合、生後2ヶ月くらいまではお風呂は控えましょう。

なぜなら、お風呂は想像以上に犬の体に負担がかかるためです。

生後3ヶ月ごろのワクチンが完了してから、少しずつお風呂に慣らしていきます。

もし、それまでの間に汚れてしまい、お風呂に入れる場合は短い時間で入れてください。

ワクチン接種後は、体調に変化が起きやすいので1週間は空けてお風呂に入れましょう。

お風呂の頻度の目安は月に1回〜2回です。

成犬の場合のお風呂の頻度は、子犬と同じく月に1回〜2回が目安となります。

ただし、犬種や飼育環境によって異なるので、愛犬に合わせて調節してくださいね。

老犬の場合は、2ヶ月に1回くらいがお風呂の適切な頻度です。

体力が衰えてきた老犬にとってお風呂は体に負担がかかりすぎるため、子犬や成犬よりも間隔を空けましょう。

体の汚れが少なかったり、体調が優れない場合は無理にお風呂に入れる必要はありません。

愛犬の健康状態に合わせてください。

犬をお風呂に入れないとどんな影響がある?

犬をお風呂に入れないとどんな影響がある?

犬を長期間お風呂に入れないと汚れやにおいがひどくなり、悪臭の原因や皮膚病の原因に繋がります。

長毛種や、皮膚が敏感な子はとくに気をつけてください。

皮膚病が起きるとかゆみや炎症、湿疹やベタつき、フケなどが見られるようになります。

皮膚病は、症状を落ち着かせるまでに時間がかかるケースが多いです。

そのため、普段から愛犬を清潔に保ちましょう。

皮膚にかゆみがあると、犬がかきむしってしまうことで毛玉ができてしまいます。

毛玉ができると、皮膚が引っ張られ炎症が起きやすくなります。

さらに毛玉に汚れや皮脂などが絡まり、においの原因となるのです。

お風呂はただ愛犬を清潔に保つだけでなく、リラックス効果や飼い主さんとのふれあいの時間にもなります。

また、お風呂に入ることで愛犬の体の異常にも気づけるので、病気の早期発見にもなります。

愛犬の健康維持のためにも、定期的にお風呂に入れてあげましょう。

犬の正しいお風呂の入れ方を学ぼう!

犬の正しいお風呂の入れ方を学ぼう!

皆さんは犬の正しいお風呂の入れ方をご存知ですか?

お湯の温度やドライヤーの温度など、気をつけなければならないポイントがいくつかあります。

犬の正しいお風呂の入れ方のポイントは、以下のとおりです。

正しいお風呂の入れ方を学んで、愛犬をふわふわに仕上げていきましょう。

①丁寧にブラッシングをする

お風呂に入る前に、全身を丁寧にブラッシングしていきます。

毛玉や毛のもつれがある状態でお風呂に入ってしまうと、汚れがしっかり落とせないうえに毛玉が取れなくなってしまいます。

長毛種の子は、スリッカーやコームを使うと綺麗にブラッシングできますよ。

そのときに注意したいのが、強く当てすぎないことと引っ張りすぎないこと。

愛犬をブラッシングする前に、自分の手にスリッカーを当てて動かしてみてください。

自分の手に当てても、痛くない強さでとかすのがポイントです。

毛玉がある場合、引っ張って無理に取ろうとするのはやめましょう。

犬が嫌がってしまうので、毛玉は手でほぐして小さくしてからスリッカーで少しずつとかしていきます。

最後に全体をコームでとかして、引っかかりがなければブラッシング終了です。

引っかかるときは、スリッカーを使い丁寧にブラッシングしていきましょう。

短毛種の子もラバーブラシを使い、全身をブラッシングしてあげてください。

抜け毛の除去や汚れを浮かすことで、シャンプー剤が地肌に届きやすくなります。

短毛種の子も最後に全体をコームでとかしてブラッシング終了です。

②シャワーの温度に注意する

足→胴→首の順番でシャワーをかけていきます。

そのときに気をつけたいのがシャワーの温度です。

犬の体温は約38℃〜39℃といわれています。

犬の皮膚はヒトよりも薄く、とてもデリケートです。

そのためお湯の温度は、ぬるめの35℃〜37℃くらいの温度にしましょう。

熱すぎるお湯は、皮膚のバリア機能を壊し乾燥しやすくなります。

お湯が熱すぎると、体温が上がりすぎてしまったり、体調を崩す原因となってしまったりします。

また、冷たすぎても体温が下がってしまうので、愛犬の状態に合わせて調節してくださいね。

体温調節機能がうまくできない子犬や老犬のお風呂は、お湯の温度に注意しましょう。

お風呂場全体を暖かくしたり、扇風機などを使ったりして急激な温度変化がないようにしてください。

シャワーが苦手な子には、大きめの桶やベビーバスにお湯をためて入ってもらう方法もあります。

その場合もお湯の温度に注意しましょう。

シャワーをかける場合も、お湯をためて入ってもらう場合もどちらも地肌までしっかり濡らすことがポイントです。

③シャンプー剤は必ず動物用を使う

シャンプー剤は、必ず下記のような動物用を使ってください。

先述した通り、犬の皮膚はヒトの皮膚と比べて薄くてデリケートです。

ですので、人間用のシャンプー剤だと刺激が強く皮膚トラブルの原因となります。

人間用のシャンプー剤は、皮脂や頭皮の汚れをしっかり落とすことを目的に作られており、界面活性剤がたくさん配合されているものが多いです。

こういった人間用のシャンプー剤を犬に使ってしまうと、皮膚の油分が必要以上に落ちてしまい乾燥やフケが目立ってしまうおそれがあります。

また、人間用のシャンプーは香料も多く使われているものがほとんどです。

ヒトは香りでリラックス効果を感じますが、犬は違います。

強すぎる香りは犬にストレスを与える原因となります。

上記の点から、愛犬をお風呂に入れるときは動物用のシャンプー剤を使いましょう。

フレンチブルドッグのシャンプーランキングをまとめた記事です。

シャンプー選びの参考になりますので、ぜひご覧ください。

④たっぷりの泡で優しく洗う

洗うときはたっぷりの泡で優しく洗いましょう。

犬の体に直接シャンプー剤をつけるのではなく、事前にシャンプー剤を泡立てておきます。

そのとき泡立てネットを使うと、少量のシャンプー剤でもモコモコの泡が作れるのでおすすめですよ。

洗うときはこすらずマッサージするように洗ってください。

たっぷりの泡で地肌をしっかりと洗いましょう。顔から遠いお尻から洗っていくとスムーズに洗えます。

汚れのたまりやすい、足の間や耳、脇などは丁寧に洗ってください。

顔を洗うときは小さめのタオルや、ガーゼを使うと洗いやすいので試してみてくださいね。

⑤すすぎを丁寧に行う

流すときは頭からお尻に向かって流していきます。

体にシャンプー剤が残ってしまうと皮膚病や皮膚トラブルの原因となるので、すすぎが一番重要です。

洗うときよりも時間をかけて、丁寧に行っていきましょう。

顔をすすぐときは洗うときと同様に、小さめのタオルやガーゼを使い、目や鼻にお湯が入らないように注意しながらすすいでください。

足の指の間や耳、脇などはシャンプー剤も残りやすいので、ここも丁寧にすすいでいきましょう。

⑥タオルドライはこすらずに押し当てて使う

タオルドライも、洗うときと同様にこすらずに行ってください。

こすってしまうと摩擦によって、毛玉ができやすくなってしまいます。

吸収力の高いタオルや、下記のマイクロファイバータオルがおすすめです。

大きめのタオルで愛犬を包んで、上から軽く押し当てて水分を吸わせていきます。

タオルドライをしっかりと行うと、ドライヤーで乾かす時間が短縮されるので丁寧に行いましょう。

⑦ドライヤーは低い温度で当てる

ドライヤーも温度に注意してください。

熱すぎる温風はやけどの原因になります。

愛犬の体から15cm〜20cmくらい離してドライヤーを当てていきましょう。

低い温度、強い風量でお腹から乾かしていきます。

スリッカーやコームを使って、地肌からしっかりと乾かしましょう。

全体が乾いたら最後に冷風を当てていきます。

冷風を当てることで、毛にツヤが出ます。

自宅でできる簡単な犬のお手入れ方法

自宅でできる簡単な犬のお手入れ方法

自宅でできる簡単なお手入れ方法を紹介します。

愛犬に合わせたお手入れ方法を試してみてくださいね。

水を使わないボディタオルを使う

お風呂が苦手な子や子犬、老犬におすすめのお手入れ方法です。

水を使わないので、犬の負担も少ないのが特徴です。

お散歩のあとやちょっとした汚れであれば、ボディタオルでサッと拭き取れます。

すぐお風呂に入れられないときなどのお手入れにぴったりです。

目元用や耳用など用途別に種類が揃っているので、目的に合わせて使いわけるのもいいでしょう。

スリッカーやコームでブラッシングする

スリッカーやコームを使い、ブラッシングしましょう。

毛玉対策のほか、愛犬とのスキンシップにも繋がります。

理想は毎日行うことですが、1日〜2日に1回でも構いません。

ポイントは1回のブラッシングで全身をとかそうとしないことです。

今日は後ろ足、今日は右耳などと場所を決めて短い時間で行うことで、愛犬もストレスなくブラッシングさせてくれますよ。

プロに頼む方法もおすすめ

プロに頼む方法もおすすめ

最後に、プロに頼む方法もおすすめします。

全て自分一人で行う必要はありません。

毎日のお手入れであるブラッシングなどはなるべく自分で行い、月に1回はプロの手を借りて愛犬の健康を維持していきましょう。

犬の特性をきちんと把握しているプロに任せることで、愛犬の負担も減らせます。

また、愛犬の病気の早期発見にも繋がりますよ。

まとめ

まとめ

今回は犬の適切なお風呂の頻度について解説しました。

  • 犬種や飼育環境によって異なる
  • ライフステージによって異なる

愛犬に合わせた頻度でお風呂に入れてくださいね。

ほかには、犬の正しいお風呂の入れ方も解説しました。

正しいお風呂の入れ方を行い、愛犬の健康を守っていきましょう。

犬のお風呂の頻度は?正しいお風呂の入れ方と簡単にできるお手入れ法を解説!

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