トイプードルに合うシャンプーって、いったいどれがいいの?
そんなふうに悩んでいる飼い主さんは多いですよね。
ふわふわで愛らしい毛並みを保つためには、シャンプー選びがとても大切です。
でも市販の商品は種類が多く、香りや成分、仕上がりなど、比べるポイントがたくさんあります。
本記事ではトイプードルのシャンプー の中から、おすすめアイテムや使い方のコツまで、わかりやすくご紹介します。
おうちシャンプーの手順や、ふわふわに仕上げるための乾かし方もあわせて解説しています。
読み終えるころには、あなたのトイプードルにぴったりの一本が見つかるはずです。

筆者の赤おにです。
犬(主にフレンチブルドッグ)の役立つ情報を発信しています。
- 『フレンチブルドッグの秘密の世界』 運営者
- ペット栄養管理士
- 愛玩動物飼養管理士2級
- 犬の飼育経験10年
- フレンチブルドックを飼育中
トイプードルのシャンプーの選び方|毛質や肌に合った製品を選ぼう

トイプードルは巻き毛で毛量が多く、見た目の印象もとても華やかです。
そのぶん、お手入れには気をつかいますよね。
シャンプー選びを間違えると、かゆみやフケ、毛のパサつきといったトラブルにつながることもあります。
正しい知識を持って、トイプードルにぴったりの一本を選びましょう。
トイプードルの毛質に合うシャンプーとは?
トイプードルの毛は細くて柔らかく、絡まりやすいという特徴があります。
そのため、泡立ちがよくて指通りのなめらかなシャンプーを使うと、ブラッシングのときにも毛が引っかかりません。
「ふわふわに仕上がるタイプ」や「保湿成分配合タイプ」を選ぶと、毛並みも整いやすくなります。
また、ボリュームアップ効果のあるシャンプーを使うと、トリミング後のスタイルもきれいにキープしやすくなります。
毎日のブラッシングが楽になるのも嬉しいポイントですよね。
トイプードルの肌にやさしい処方を選ぼう
トイプードルは、皮膚がデリケートな子が多い犬種です。
とくに乾燥しやすい季節や、季節の変わり目には、かゆみや赤みが出ることもあります。
だからこそ、「低刺激」「無添加」「オーガニック成分配合」といったやさしい処方のシャンプーが安心です。
アルコールや合成香料、着色料などの刺激物が少ない製品を選ぶと、肌トラブルの予防にもつながります。
肌が敏感な子には、獣医師監修の薬用シャンプーを使うのも一つの方法です。
香りの強さにも注意しよう
飼い主としては、いい匂いがするシャンプーを使いたいと思いますよね。
でも、犬の嗅覚は人間の数千倍以上とも言われています。
香りが強すぎると、かえってストレスを感じてしまうこともあるんです。
ほんのりと香る天然ハーブ系や、微香性のものを選ぶと、犬にもやさしく安心です。
ティーツリーやラベンダーのような自然由来の香りは、清潔感もあって人気ですよ。
犬の心地よさを考えた香り選びも、シャンプー選びの大切なポイントです。
トイプードルのシャンプー|おすすめの市販アイテム6選
市販されているシャンプーの中には、トイプードルの毛質や肌に合った高品質な商品がたくさんあります。
ここでは、香りや仕上がりの評判が高く、初めての飼い主さんでも使いやすいおすすめ商品を6つご紹介します。
毛がふわっと仕上がるものや、プロのトリマーも愛用しているシャンプーもありますよ。
愛犬の肌の状態や香りの好みに合わせて、ぴったりの一本を選んでみてくださいね。
1. A.P.D.C. ティーツリーシャンプー
天然成分にこだわった定番人気のハーブ系シャンプーです
ティーツリーやユーカリ、ラベンダーといった植物オイルを配合しており、さっぱりとした洗い上がりと爽やかな香りが特長です。
泡立ちがよくすすぎやすいので、初めておうちでシャンプーする方にもぴったり。
乾かした後もふわっと清潔な香りが残り、触り心地もしっとりサラサラになります。
敏感肌の子にも使いやすい、安心処方なのが嬉しいですね。
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2. プロフェム アルトリームシャンプー
トリマーも現場で使っている、ボリュームアップに特化したシャンプーです。
とくに毛の立ち上がりを良くしたいトイプードルにはぴったりで、乾かすだけで毛がふんわりと広がります。
泡がしっかり立ち、皮脂汚れを優しく落としながら毛を根元からふっくら仕上げてくれるのが魅力です。
リンスとセットで使うことで、毛の保湿やまとまり感もアップします。
プロ仕様ながら市販されていて、お試しサイズもあるのがポイントです。
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3. プロフェム ブリスルシャンプー
やわらかい毛質の子にぴったりな、ハリとコシを出すタイプのシャンプーです。
とくに毛が寝やすい子や、毛に弾力がほしいと感じている方におすすめ。
根元から毛がしっかり立ち上がるように設計されており、スタイルが崩れにくく、カット後も長持ちしやすいのが特長です。
泡切れもよく乾きが早いため、時間をかけずに仕上げられる点も好評です。
アルトリームとの違いは毛質との相性なので、どちらが合うか試してみるのもアリですね。
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4. ゾイック スピーディワン トリートメントインシャンプー P(プードル用)
トリミングサロンでも使われている、リンスインタイプの時短シャンプーです。
香りはリフレッシュサボンで、清潔感のある優しい匂いがふわっと香ります。
忙しい日や寒い季節にサッと洗いたい時にも使いやすく、泡立ちも穏やかで肌に優しい処方です。
くるくるしたプードルの毛もまとまりやすく、ふわふわの仕上がりに感動する飼い主さんも多いですよ。
初めての方にもおすすめできる一品です。
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5. ライオン クイック&リッチ トリートメントインシャンプー
ドラッグストアでも買える手軽さが魅力の、コスパ優秀な一本です。
シャンプーとトリートメントの機能を1本にまとめており、時短しながらも被毛のダメージ補修がしっかりできます。
洗い心地はなめらかで、泡切れも良く、乾くのも早いので扱いやすさは抜群です。
香りも強すぎず、さっぱりとしたサボン系で使いやすい香調です。
毎日使うならこれ!という声も多い、万能タイプの市販シャンプーです。
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6. ハッピーピーター 犬用シャンプー
天然素材にこだわりたい方にぴったりな、オーガニック系の人気商品です。
ホホバオイルやティーツリーオイルをはじめ、海藻エキスや植物エキスをバランスよく配合。
とてもやさしい洗い心地で、敏感肌の子や子犬でも安心して使える処方になっています。
香りもハーブ系で控えめなので、犬への負担が少ない点も◎。
洗い上がりはふわふわで、しっとりまとまるので、自然な仕上がりが好きな方におすすめです。
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トイプードルの子犬のシャンプー |おすすめはこれ!

トイプードルの子犬をお迎えしたら、早くふわふわに洗ってあげたくなりますよね。
でも、子犬のうちはまだ体が小さく皮膚も敏感なため、使うシャンプーには特に注意が必要です。
ここでは、子犬にも使いやすくて安心できるおすすめのシャンプーを紹介します。
まず大切なのは、「低刺激」「無香料または微香性」「泡立ちと泡切れがよい」タイプを選ぶことです。
皮膚にやさしい処方であれば、生後3か月ごろ(ワクチン接種がすべて終わったタイミング)から、少しずつシャンプーに慣らしていくことができます。
とくにおすすめされているのは、「A.P.D.C. ティーツリーシャンプー」や「ハッピーピーター 犬用シャンプー」などのナチュラル成分が中心の製品です。
これらはもともと敏感肌用に作られており、子犬でも安心して使える処方が特徴です。
香りも強すぎず、洗い上がりもやさしいので、シャンプーデビューにはぴったり!
初めてのシャンプーは、短時間でさっと終わらせるのがコツです。
無理せず、少しずつ慣れさせてあげましょう。
トイプードル シャンプー やり方|自宅での洗い方とコツ
トイプードルをおうちで洗うとき、ただ濡らして泡立てて乾かすだけでは、ふわふわにはなりません。
少しの工夫で、サロンのような仕上がりを目指せますよ。
ここでは、はじめてでも失敗しない自宅シャンプーのやり方と、ふわっと仕上げるためのコツをわかりやすく解説します。
お風呂が苦手な子にも、少しずつ慣れてもらえる方法としてもおすすめです。
シャンプー前にしっかりブラッシング
まず、シャンプー前には必ずブラッシングをして、毛のもつれや毛玉をほどいておきましょう。
毛が絡まったまま濡らしてしまうと、より絡みやすくなってしまいます。
スリッカーブラシでやさしく毛を整えるだけでも、泡立ちがよくなり洗いやすくなりますよ。
顔まわりや耳の後ろ、脇の下などは特に絡まりやすいので、丁寧に確認してくださいね。
お湯の温度とシャワーの強さに注意
シャンプーに使うお湯は、人肌より少しぬるめの35℃〜38℃が適温です。
熱すぎるお湯は犬にとって刺激が強く、皮膚にも負担がかかります。
シャワーの水圧は弱めにして、お尻→足→背中→首→顔の順にぬらしていくと驚かせずに済みます。
顔まわりはスポンジや手を使って、ゆっくり優しくぬらしてあげてください。
シャンプーは泡で包むようにやさしく
シャンプー剤は直接かけずに、泡立ててから使うのが基本です。
手で泡を作るか、泡立てネットを使うと簡単にきめ細かい泡ができますよ。
泡をやさしくのせるようにして、背中→お腹→足→顔の順にマッサージするように洗っていきます。
耳の中や目にシャンプーが入らないよう、注意しながら行いましょう。
特に顔まわりは神経質になりやすいので、手で泡をすくって洗うのがおすすめです。
すすぎはしっかり、ぬるつきゼロまで
シャンプーのあとは、とにかく丁寧にすすぐことが大切です。
泡が残っていると皮膚トラブルの原因になるので、洗った時間の倍は流すつもりでしっかりすすぎましょう。
脇や耳の下、指の間などはすすぎ残しが多いので、手で触ってヌルヌルしないか確認してください。
シャワーを近づけすぎず、手でお湯をすくいながら優しく流すと負担も減りますよ。
コンディショナーでふわふわ感アップ
シャンプーだけでも大丈夫ですが、できればコンディショナーやトリートメントも使いましょう。
毛にうるおいとハリを与えてくれるので、乾かしたときにふわふわ感がぐっとアップします。
塗布後は、軽くなじませてからやさしく流します。
「ふんわり残す」タイプのコンディショナーもあるので、使用方法を確認してから使ってくださいね。
トイプードル シャンプー 乾かし方で仕上がりが変わる!

シャンプー後にどう乾かすかで、ふわふわ感が全然違ってくるんです。
せっかく良いシャンプーを使っても、乾かし方が適当だと毛がぺたんとしてしまいますよね。
ここでは、プロのトリマーも実践している乾かし方のポイントをご紹介します。
おうちでもサロンのような仕上がりを目指せますよ。
タオルでしっかり水分を取る
シャンプー後は、まず乾いたタオルで全身の水分をしっかり吸い取ります。
このとき、こすらずにやさしくポンポンと押さえるように拭き取りましょう。
とくに足の付け根やお腹、耳の裏など、水分がたまりやすい場所は丁寧にタオルドライしてください。
吸水性の高いタオルや、ペット用の速乾タオルを使うと、時短にもなりますよ。
ドライヤーは弱風・中温で根元から
タオルドライの後は、すぐにドライヤーで乾かします。
乾かすときのコツは「根元から風を当てる」ことと「スリッカーブラシで毛を起こしながら乾かす」ことです。
風の温度は中くらい、風量は強すぎない設定にして、皮膚に熱がこもらないように少しずつ動かします。
毛を手で軽く持ち上げながら乾かすと、ふわっと仕上がりやすくなります。
顔まわりは嫌がる子も多いので、弱風で優しく仕上げてくださいね。
スリッカーとコームで仕上げを整える
ドライヤーでしっかり乾いたら、全体をスリッカーで軽くブラッシングして整えましょう。
根元からふわっと立ち上げるようにとかすと、まるでサロン帰りのようなふんわり仕上げになります。
最後にコームで毛の流れを整えると、毛玉予防にもなりますし、見た目もぐっときれいになります。
ブラッシングで仕上がりが変わるので、ぜひ丁寧にやってみてください。
トイプードル シャンプー 頻度とタイミングの目安
「どれくらいの頻度で洗えばいいの?」という疑問は、多くの飼い主さんが抱える悩みのひとつですよね。
実は、洗いすぎても洗わなさすぎても、肌や毛並みに影響が出てしまうんです。
ここでは、トイプードルに適したシャンプーの間隔や、季節・年齢による違いについて解説します。
あなたの愛犬に合ったペースを見つけて、いつでもふわふわな状態をキープしましょう。
月2回が基本、状態に合わせて調整を
トイプードルのシャンプー頻度は、おおよそ2週間に1回(=月2回)が基本の目安です。
このくらいの間隔で洗うと、毛の汚れやにおいを防ぎつつ、皮膚への負担も少なくなります。
外でたくさん遊ぶ子や、湿気の多い季節には、汚れやすいため少し早めに洗ってもかまいません。
逆に、冬場など肌が乾燥しやすい時期には、3週間に1回程度に延ばしてあげるとトラブルを防ぎやすくなります。
犬の生活環境や体質に合わせて、柔軟に調整することが大切です。
子犬やシニア犬には特にやさしく
子犬や高齢のトイプードルは、体力も免疫力もまだ不安定です。
そのため、月1回のシャンプーでも十分清潔を保てますし、あえて頻度を上げる必要はありません。
シャンプーの前に体調をよく確認し、疲れやすそうな日や食欲がない日は、無理に洗わないでくださいね。
おしりや足の汚れが気になるときは、部分洗いや蒸しタオル拭きなどで対応するのもおすすめです。
無理のないペースで、楽しくお風呂タイムを過ごせることが一番ですよ。
まとめ
今回はトイプードルにおすすめのシャンプーについて解説しました。
ふわふわの毛並みを保ち、愛犬の肌を健康に守るには、シャンプー選びと正しいケア方法がとても大切です。
市販の中にも、トリマーが愛用する高品質な商品や、子犬にも使える低刺激タイプなど、選択肢はたくさんあります。
また、自宅でのシャンプーも、やり方や乾かし方の工夫でサロンのような仕上がりが目指せますよ。
ぜひこの記事を参考に、愛犬にぴったりの1本を見つけてくださいね。
毎日のケアを楽しみながら、いつでもふわふわでいい匂いのトイプードルライフを送りましょう!
トイプードルのシャンプーに関するよくある質問Q&A
Q1. 人間用のシャンプーを使ってもいいの?
A. 使わないほうが安心です。
人間用のシャンプーは洗浄力が強く、犬の皮膚には刺激が強すぎることがあります。
犬の皮膚はとても薄くてデリケートなので、必ず犬専用のシャンプーを使いましょう。
低刺激で保湿力のある犬用シャンプーなら、肌トラブルを予防しながら洗えますよ。
Q2. サロンとおうち、どちらで洗うのがいいの?
A. 両方をうまく使い分けるのがおすすめです。
月1回はトリミングサロンでプロにお願いし、間の週で自宅シャンプーを行う方が多いです。
自宅では汚れ落としとふわふわキープ、サロンではカットや細かなケアをしてもらうイメージですね。
無理なく続けられるペースを探してみましょう。
Q3. シャンプーの香りってどれくらい残るの?
A. 使用するシャンプーにもよりますが、1〜2日ほのかに残るものが多いです。
とくにティーツリーやラベンダーなど、天然のハーブ系の香りは残りやすく、犬にもやさしいですよ。
ただし、強すぎる香料は犬にストレスになることもあるので、香りの強さには注意が必要です。
Q4. 毛をふわふわに仕上げるコツはありますか?
A. シャンプー後の乾かし方がポイントです。
根元から風をあてて、スリッカーブラシで毛を立ち上げながら乾かすことで、サロンのようなふんわり感が出ます。
毛質に合ったボリュームアップタイプのシャンプーを選ぶと、よりふわふわ感が引き立ちますよ。
Q5. シャンプー嫌いを克服するにはどうすればいい?
A. 少しずつ慣らしていくのが一番です。
最初は短時間で終わらせたり、お風呂のあとはごほうびをあげたりして、「怖くないよ」と覚えてもらいましょう。
子犬期に無理をさせず、楽しい経験に変えてあげることがコツです。
回数を重ねるうちに、きっとシャンプーにも慣れてくれますよ。