愛犬のうんちの処理方法がわからない人
「犬のうんちってトイレに流してもいいのかな?」
「ゴミ収集のときにうんちも一緒に出していい?」
「うんちの処理におすすめなグッズを知りたい」
こういった疑問を解消するね
- 犬のうんちの5つの処理方法
- 犬のうんちを処理する3つのおすすめグッズ
- 犬のうんちが原因のトラブル事例
筆者の赤おにです。
犬(主にフレンチブルドッグ)の役立つ情報を発信しています。
- 『フレンチブルドッグの秘密の世界』 運営者
- ペット栄養管理士
- 愛玩動物飼養管理士2級
- 犬の飼育経験10年
- フレンチブルドックを飼育中
犬のうんちの処理方法5つを解説!
うんちの処理方法を5つご紹介します。
犬のうんちって臭うし、早く処理したいですよね。
うんちの処理方法は、各地方自治体によって違いますので、お住いの自治体のルールに従うことが大前提です。
そんなうんちの処理にはどんな方法があるのかを解説します。
犬のうんちの処理方法①ゴミの日に捨てる
地方自治体の定めたゴミの日にうんちを捨てましょう。
地方自治体によっては、燃やせるゴミとしてペットのうんちを捨てることができます。
細かいルールは自治体によって異なりますので、必ず確認するようにしましょう。
参考に東京都清瀬市のルールを記載しておきます。
<参考>東京都清瀬市のルール
トイレに流れた犬や猫などペットの糞は、土や小石、砂などが付着していることが多く、トイレや宅内配管等の設備を傷つけるだけでなく、トイレなどの詰まりの原因となります。
ペットの糞は、紙などで包み可燃ごみ指定袋に入れて、『燃やせるごみ』として出してください。
犬のうんちの処理方法②トイレに流す
トイレにうんちを流すことも可能です。
しかし、排水管の関係で賃貸物件ではトイレにペットの糞を流すことを禁止していることがありますので、事前に物件の管理会社に確認するようにしましょう。
多頭飼いの場合、一度にたくさんのうんちをトイレに流すとトイレが詰まる可能性があるので、少しずつ流すようにしましょう。
またドライフードを与えている犬のうんちは固くなりがち。
固いうんちだと水に溶けるのに時間がかかり、流れにくいです。
うんちが固い場合は、45℃~60℃のお湯でウンチを溶かすとスムーズに流れます。
また地方自治体によってもトイレにペットのうんちを流す場合のルールがあることもありますので、確認しておきましょう。
<参考>東京都世田谷区のルール
散歩には必ずフン処理の道具を携行し、フンは必ず持ち帰り、小石等を取り除いてトイレに流してください。
犬のうんちの処理方法③犬のうんちを土に埋める
犬のうんちを庭などの土に埋める方法があります。
しかし、庭がついている賃貸でお住まいの方は、臭いによる近隣トラブルになる可能性が高いので、注意しましょう。
また庭にうんちを埋める行為自体を禁止している賃貸物件もあるので、管理会社に確認しましょう。
犬のうんちを土に埋めれば「肥料になって家庭菜園もはかどるぞ」と思うかもしれません。
しかし、犬がノミ・マダニなどの寄生虫や感染症を持っていた場合、土に埋めたうんちや周辺の土を介して接触する恐れがあります。
なので、うんちを埋める場所は区画するなどして子供などが近づけないようにするといいでしょう。
寄生虫や感染症もあるため、ワクチン接種や薬を服用するなどして予防しましょう。
また臭いの問題もあります。
いくら自分の持ち家とはいえ、庭がフン臭いと嫌ですよね。
犬のように肉食性のフンは、植物性の動物より臭いがキツイのが特徴です。
なるべく深い穴をほる、水溶性ビニールに入れるなどして臭い対策を行いましょう。
犬のうんちの処理方法④うんちを燃やす
昔はうんちを焼却炉や野焼きで燃やすことで、処分できました。
田舎の畑を持っている方がちょっとしたゴミや犬のうんちなどを燃やして処分していることが多かったです。
しかし、現在は安全性や環境への悪影響などを考慮して、キャンプファイヤーや焚火などを除き、家で物を燃やすこと自体が「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」で厳しく規制されています。
キャンプファイヤーや焚火程度で燃やせるものであれば、燃やして処分できますが、地方自治体によってルールが厳しいものもありますので、十分注意しましょう。
なので、基本的にはペットのうんちを燃やして処分することはおすすめできません。
犬のうんちの処理方法⑤生ごみ処理機を使う
ペットのうんちに対応した生ごみ処理機を使用することで、臭いが気にならなくなります。
ペットのうんちに対応している生ごみ処理機は、バイオ式タイプのものです。
バイオ式タイプでは、微生物が生ごみを水と炭酸ガスに分解します。
しかし、生ごみ処理機は金額が高額なため、なかなか手が届かない商品です。
しかし、自治体によっては、助成金が出ることもありますので、お金に余裕がある方は検討してみるのもいいかもしれませんね。
参考までに東京都千代田区の助成金制度で下記の生ごみ処理機で計算してみましょう。
生ごみ処理機購入金額(税込み、領収書で確認)に3分の2を乗じた額を補助します(限度額は3万円で、実際に負担した金額に対して助成します。送料・手数料やポイントなどの還元分は含みません)。端数処理は、100円未満切捨てです。
¥119,900(2022年9月18日価格)×3分の2=¥79,933
→上限があるので、助成金額は¥30,000です。
犬のうんちを処理するおすすめグッズ3つをご紹介!
犬のうんちを処理するのにおすすめなグッズを3つ紹介します。
日々のうんちのお手入れを楽にしてくれるので、ぜひ試してみてくだいね。
犬のうんちを処理するおすすめグッズ①うんちが臭わない袋
臭いを抑えるBOSという素材を使用したゴミ袋です。
使い方は簡単でうんちを入れて、結ぶだけで臭いを防ぐことができます。
うんちはゴミの日まで保管しておく必要がありますが、この袋に入れておけば臭いを気にせず保管できるのでおすすめです。
犬のうんちを処理するおすすめグッズ②ペット用ウンチ処理袋ポイ太くん
ウンチ処理袋ポイ太くんは、手を汚さずにウンチを処理できます。
外側に水溶性の紙袋、内側にポリ袋のセットになっています。
うんちを掴んだら外側の水溶性の紙袋と一緒にトイレに流すことができます。
トイレに流せば室内に嫌な臭いがすることもないですし、快適に過ごせます。
ただ内側のポリ袋は水に溶けないので、誤ってトイレに流さないように注意が必要です。
犬のうんちを処理するおすすめグッズ③Petria(ペットリア)デオポット
Petria(ペットリア)デオポットは、ペット専用のゴミ箱です。
消臭・抗菌成分「ケスクリーン」を配合されているので、うんちやおしっこの臭いを抑えます。
使い方はフタを開けて捨てるだけで簡単です。
レギュラーサイズのペットシーツを約4日分入れることができます。
燃えるゴミの日は3日に1回は来るので十分ですね。
犬のうんちが引き起こすトラブルとは?
犬のうんちはペットに理解がない人からすると不快なものです。
ペットのうんちにより日常生活で起こりうるトラブルをご紹介します。
飼い主として気を引き締めるためにも、どのようなトラブルにつながるのか知っておきましょう。
Aさんは、Bさんから部屋の一部分を借りてBさんの家族と同じ建物に住んでいました。
Bさんの家族は子犬を飼っており、その子犬のうんちを中庭に放置したままで悪臭が漂っていることがよくありました。
Aさんは何度もBさんに苦情を申し入れたのですが、改善されませんでした。
Aさんは我慢の限界で、Bさんに慰謝料を請求する事態にまで発展しました。
結果的に裁判沙汰になりBさんはAさんらに対し、損害賠償を支払うことを認めました。
Aさんは賃貸マンションの3階に住んでいました。
ペット可の物件だったため、犬を2頭飼っていました。
ある日、愛犬のうんちを一度に流し過ぎてしまい、トイレが詰まってしまいました。
管理会社に連絡が取れず、下の階の住人Bさんの部屋まで漏水して家財を汚損させてしまいました。
Aさんは、個人賠償責任保険に加入していたので、Bさんに対して修繕費用を支払うことができました。
犬のうんちに関するよくある質問
犬の散歩中のウンチの処理はどうすればいいですか?
犬の散歩中にウンチをした場合、すぐに清潔なビニール袋や専用のウンチ処理袋を使用して拾いましょう。
市販されているペット用のウンチ処理袋は、使用後も臭いが漏れにくい設計になっています。
ウンチを袋に入れた後は、公共のゴミ箱に捨てるか、自宅で適切に処理してください。
公共の場でのマナーとして、迅速に処理することが大切です。
犬のウンチはトイレに捨ててもいいですか?
一般的に、犬のウンチを家庭用のトイレに捨てることは推奨されていません。
ウンチに含まれる細菌やウイルスが水質汚染の原因となる場合がありますし、トイレを詰まらせる原因にもなり得ます。
とくに、ウンチ処理袋などをトイレに流すことは避けてください。
犬のうんちは何ゴミに出せばいいですか?
犬のうんちは、多くの自治体で「燃えるゴミ」として処理することが指定されています。
処理方法は自治体によって異なる場合があるため、地域のゴミの出し方のルールを確認することが重要です。
うんちを捨てる際は、しっかりと袋に密封してから、指定されたゴミ袋に入れて出しましょう。
衛生的な観点からも、他のゴミと分けて処理することが望ましいです。
まとめ
今回は、下記のウンチの処理方法について解説しました。
愛犬のうんちは、臭うし、お掃除が面倒ですよね。
しかし、ペットを飼うからには、きちんとお世話をする義務があります。
周りの人に迷惑をかけないために、しっかりとお世話をしましょう。
それでは次の記事でお会いしましょう。