「愛犬が震えて車に乗りたがらない・・・」
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
車嫌いが克服できれば、愛犬と楽しい思い出をたくさん作れます。
でも、どうしたら車嫌いが改善できるかわからないですよね・・・。
そこで本記事では以下の内容を解説します。
本記事を読めば、愛犬の車嫌いを改善し、いろんなところにお出かけできるようになるでしょう。
愛犬とたくさんお出かけして、思い出を増やしていってくださいね!
筆者の赤おにです。
犬(主にフレンチブルドッグ)の役立つ情報を発信しています。
- 『フレンチブルドッグの秘密の世界』 運営者
- ペット栄養管理士
- 愛玩動物飼養管理士2級
- 犬の飼育経験10年
- フレンチブルドックを飼育中
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犬が車でブルブル震えるのはなぜ?
犬が車で震える理由はさまざまですが、大きく分けて3つあります。
それでは、詳しく解説します。
車の揺れや振動による車酔い
車酔いの症状の一つが、体の震えです。
犬も人間と同じく、車の揺れにより三半規管が刺激され、平衡感覚が乱れると車酔いに繋がります。
車の揺れと目から入る情報のずれが感覚を混乱させるためです。
犬種や性格によって酔いやすさは異なります。
足が細い犬種など体格的にバランスが取りにくいと車酔いしやすいです。
車酔いを防ぐにはできる限り揺れを抑える対策が必要です。
車の匂いが苦手
犬は嗅覚が優れているため、匂いに敏感です。
車特有の匂いが原因で酔ってしまう可能性があります。
人にとってはいい匂いの芳香剤や香水でも、犬の鼻には刺激が強いです。
ガソリンなどの車の匂いが車内に充満し、シートに染みついていることもあるでしょう。
さまざまな匂いが混ざりあった狭い車内は、嗅覚が優れた犬にとってはつらい空間です。
過去にトラウマがある
車に乗っただけで震える場合は、車と過去の嫌な記憶がリンクしてる可能性が高いです。
何回も車で動物病院に行ったり、酔って吐いた経験がある犬は、車に嫌な記憶が結びついているでしょう。
「車=動物病院で注射される」
「車=気持ち悪くなる」
このようなネガティブな印象がつくと、車に乗るだけで悪い記憶がよみがえり、ストレスや不安から震えると考えられます。
こんな場合は少しずつ車に慣れる練習をしよう!
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犬が車で震えないようにするためには?
車で辛い思いをさせないよう、対策をしましょう。
事前に準備することで車嫌いが克服できることもあります。
それでは、詳しく解説します。
クレートを利用する
車の激しい揺れは車酔いの原因です。
クレートを利用すれば、体が大きく揺れるのを防げます。
普段使っているおもちゃやクッションを一緒に入れてあげると安心感が高まるでしょう。
クレートを使うときのポイントは、振動が少ない場所に置くことです。
下にタオルを敷くのもおすすめです!
また、硬いタイプのクレートは衝撃に強いため、急停止や事故など万が一の場合にも犬を守ることができます。
空腹時の乗車は避ける
空腹時は自律神経が敏感になり、車酔いを誘発すると言われています。
また、直前の食事も車酔いに繋がるため、車に乗る2〜3時間前までに食事を済ませましょう。
匂いがするものは撤去し定期的に換気する
犬の嗅覚は人間の数千倍〜1億倍と言われており、匂いにとても敏感です。
人間にとってはいい香りの芳香剤や柔軟剤も犬にとっては刺激が強く、車酔いに繋がる可能性があります。
できるだけ匂いのするものは撤去したり、無臭なものに変えたりしましょう。
そして、車内に嫌な匂いが充満しないよう定期的な換気も大切です。
また、いつも使っているタオルやおもちゃは自分の匂いがついていて、犬が安心する材料になります。
愛犬の匂いのついた物をひとつ持っておくと良いでしょう。
抱っこする
飼い主が抱っこすることで安心し、震えが抑えられる可能性があります。
また、抱っこすることで車の細かい振動が伝わりにくくなり車酔い防止にも繋がります。
ただし、運転手のほかに同乗者がいることが条件です。
犬用の酔い止めを処方してもらう
車酔いがひどい場合は、動物病院で酔い止め薬を処方してもらう対策もあります。
ただし完璧に防げるとは限らないので、空腹時や満腹時の乗車は控え、換気などの対策をしっかり行いましょう。
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犬が車酔いした時はさまざまなサインを出しています。
- あくびが頻繁に出る
- よだれが出る
- ハァハァ息遣いが荒くなる
- 震える
- 嘔吐
- 下痢
嘔吐や下痢は重度な症状です。
できるだけ早い段階で対処できるように、こまめに様子を確認するようにしましょう。
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犬が車で体調不良になったときの対処法
もし体調が悪くなってしまったら、早めに対処することが大切です。
具体的な対処法は、以下のとおりです。
それでは、詳しく解説します。
換気して車内温度を下げる
窓を開け外の空気を入れましょう。
自律神経の乱れによって体温調節ができていない場合は、温度を下げれば落ち着くことがあります。
ただし、窓から顔を出させる危険行為はさせないように注意しましょう。
休憩・給水する
体調が悪いときは無理をさせずに、車から降りてこまめに休憩するのが大切です。
歩けるようであれば、散歩して気分転換させるのもおすすめです。
脱水症状にならないように、適度に水を飲ませてあげましょう。
犬が車を好きになるためにすること
「車=怖いことが起こる」と、悪いイメージで覚えてしまうと車が苦手になってしまいます。
できるだけ車に良いイメージを持たせるようにし、まずは車に慣れることから始めましょう。
犬が車を好きになるために以下の内容を試してみてください。
それでは、詳しく解説します。
車に慣らすことから始める
まずは、エンジンをかけない状態で車に乗る練習をしてみてください。
それができたら次はエンジンをかけ、停車した状態で練習します。
その次は10分程度の走行をするなど、段階的に車に慣らすと犬への負担も少ないです。
近い距離で楽しめるところに行く
車に乗ると良いことがあるという印象を与えましょう。
たとえば、近くの公園に車で行き、ボール遊びをして帰ってくるなど、車に乗れば楽しいことが待っていると覚えさせるのです。
車から降りたらごほうびをあげる
車にポジティブな印象を与えるため、目的地に着いたらごほうびをあげます。
乗っているときは、車酔いしやすくなるので降りてからあげるようにしましょう。
リースナブル|頭金0円!月額6,600円から新車に乗れるまとめ
本記事では、以下の「犬が車で震える時の原因と解決策」を解説しました。
犬の車の苦手意識は個体差が大きいです。
緊張しているときに無理をさせるのは禁物。
そんなときは無理せず中断し、愛犬のペースで徐々に慣れさせていきましょう。
事前準備と対策をしっかりおこない、愛犬とドライブを楽しんでくださいね!